この記事の3行まとめ
- ドイツゲーム市場の動向を分析した年次報告書、ドイツゲーム産業協会(game)が公開
- 2025年のドイツ国内ゲーム市場の総売上高は、前年比4%増の約1兆7,500億円を記憶。コンソール機の売上は前年比26%増へ
- 政府によるゲーム産業向け助成金予算が2026年以降、年間約232億4,000万円に拡大されたことなども報告している
ドイツゲーム産業協会(game)は2026年8月12日(現地時間)、ドイツのゲーム業界における動向を調査した年次報告書「Annual Report of the German Games Industry 2026」を公開しました。
(画像は資料公開ページより引用)
「ドイツゲーム産業協会」は、ドイツゲーム市場の成長促進などを目的に活動する団体で、ドイツ国内のゲーム開発スタジオやパブリッシャー、教育機関などで構成。世界最大規模のゲームショウ「gamescom」の共同主催も務めています。
年次報告書「Annual Report of the German Games Industry 2026」では、市場調査会社のYouGov、NielsenIQ、Sensor Towerが実施した調査をもとに、ドイツのゲームハードやモバイルゲームの市場規模、ゲームのプレイ人口や年齢層など、ゲーム産業の現状や動向について包括的にまとめています。
資料冒頭には、ドイツゲーム産業協会のゲーム部門マネージングディレクター Felix Falk氏の挨拶が掲載。
「業界は依然として困難に直面しているものの、回復に向けた兆しを見せ始めている」と語られている(画像は「Annual Report of the German Games Industry 2026」のスクリーンショット)
レポートによると、2025年のドイツ国内におけるゲーム市場の総売上高は約94億ユーロ(約1兆7,500億円)となり、前年比約4%増と成長傾向を見せました。とくにコンソール機の市場拡大が目覚ましく、前年比26%増の約10億2,100万ユーロ(約1,900億円)を記録。Nintendo Switch 2などの登場が成長を大きく牽引していると見解を述べています(いずれも記事執筆時点の為替レートで換算)。
一方、ダウンロードおよびディスクなどの物理メディアを含むソフトウェアの売上は前年比13%減と低調であったことなども語られています。
(画像は「Annual Report of the German Games Industry 2026」のスクリーンショット)
ドイツ国内のゲームプレイヤー数についても報告。6歳から69歳までの国民のうち約6割がゲームに触れているといい、プレイヤー総数は約4,120万人に上るとのこと。
「ゲームをプレイする」と回答した人の世代別データでは、60歳以上のゲームプレイヤーが18%と最大に。次点で30代のゲームプレイヤーが17%を記録し、平均年齢は38.3歳となりました。
なお今回より、データ収集の対象範囲が、国籍を問わないドイツ在住者全体に拡大。これにより、従来より正確なデータ収集が可能になったとしています。
(画像は「Annual Report of the German Games Industry 2026」のスクリーンショット)
そのほか、国内のeスポーツクラブが2026年1月1日(現地時間)より公益団体として認定されたことや、ゲーム産業向けの助成金予算が2026年より年間1億2,500万ユーロ(記事執筆時点の為替レートで、日本円にして約232億4,000万円)に拡大されたことなどが記載されています。
詳細はレポートをご確認ください。
「Annual Report of the German Games Industry 2026」ダウンロードページ|ドイツゲーム産業協会公式サイト