この記事の3行まとめ
- オープンソースかつ無料の3Dゲームエンジン「Sedulous Engine」、MITライセンスのもとGitHubで公開中
- C#に近い文法を採用しつつC++のパフォーマンスを兼ね備えた「Beef」言語で構築されている
- クロスプラットフォーム対応エンジンとして開発されているが、Windows以外で使用する際は依存ライブラリやRHIの移行が必要となる
プログラミング言語「Beef」で構築されたゲームエンジン「Sedulous Engine」が、MITライセンスのもとオープンソースで公開されています。
(画像はGitHubリポジトリより引用)
Beef言語は、米国のゲーム開発企業「PopCap Games」の共同創設者であるBrian Fiete氏(※)によって開発されたオープンソースのマルチパラダイム言語。2014年にプロジェクトが開始され、2020年に初めてリリースされました。
※ 同氏は2011年を最後にPopCap Gamesを離れ、現在は主にBeef言語の開発に取り組んでいるという
Brian Fiete氏によると、Beef言語はC#に近い文法を採用しつつ、C++の高いパフォーマンスを兼ね備えた独自言語であるとされています。
Beef言語はMITライセンスのもと、公式サイトより無料でダウンロードできます。
(画像はBeef言語の公式サイトより引用)
「Sedulous Engine」は、Vulkan 1.3やDirectX 12で動作するフォワードPBRレンダラーや、独自のUIフレームワークなどを搭載しているほか、物理エンジンとしてJolt Physicsを採用。
そのほか、3Dビューポートや立体空間に対応したオーディオ機能などが備えられており、機能テスト用のサンプルプロジェクトも同梱されています。
(画像はGitHubリポジトリより引用)
なお同エンジンはクロスプラットフォームに対応できるよう設計されていますが、動作確認が完了しているのはWindowsのみで、それ以外の環境で使用する際は依存ライブラリやRHI(Rendering Hardware Interface)の移行作業が必要となります。
詳細はGitHubリポジトリや公式ドキュメントをご確認ください。
「Sedulous Engine」GitHub「Sedulous Engine」公式ドキュメント