この記事の3行まとめ
- Unreal Engine 5.8がリリース
- AIエージェントがエディタを操作する「Unreal MCP」が導入
- 3Dメッシュベースの新たな地形生成機能「Mesh Terrain」も登場
Epic Gamesは、2025年6月17日(水)、「Unreal Fest Chicago 2026」の基調講演「State of Unreal 2026」にて、Unreal Engine 5.8(以下、Unreal EngineはUEと表記)のリリースを発表しました。
UE5.8は、Epic Games Launcherなどを通じてインストールできます。
「Unreal Engine 5.8 Feature Highlights」
AIエージェントがエディタを操作できる「Unreal MCP」が実験的に搭載
UE5.8では、AIツールをエディタに直接接続する機能「Unreal MCP(※)」が実験的機能として搭載されました。
※ MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントやコーディングエージェントが外部のツール・データへ接続するためのプロトコル
従来のアンリアルエンジンでの開発では、コーディングエージェントによりC++コードを生成することはできましたが、プロジェクト内のアセット情報をAIから取得することはできませんでした。
Unreal MCPの導入により、コーディングエージェントがブループリントやマテリアル、Niagara、UMGなどのアセットを直接編集できるようになりました。加えて、ライブコーディングの起動など、エディタの機能を実行することも可能です。
Unreal MCPを使用して木々を配置している様子(画像は「State of Unreal」配信動画のスクリーンショット)
Unreal MCPでUMGを制作している様子(画像は「State of Unreal」配信動画のスクリーンショット)
立体的な地形を構築できる新たな地形生成機能「Mesh Terrain」
3Dメッシュをベースに地形を構築する新システム「Mesh Terrain」が実験的機能として導入されました。
従来のランドスケープ機能はハイトマップをもとに地形を生成するため、垂直方向の起伏しか表現できない制約がありました。Mesh Terrainは3Dメッシュを用いることで、洞窟やオーバーハング、アーチのような立体的で複雑な地形を自然に表現できます。
手続き的生成フレームワーク「PCG(Procedural Content Generation)」ともネイティブに連携するため、広大なオープンワールドがより効率的に制作可能です。
(動画は公式ブログより引用)
UE5.8では、そのほかにも動的ライトの最適化機能「MegaLights」がProduction Readyとして搭載されたほか、モバイル向けの軽量なグローバルイルミネーションシステム「Lumen Lite」が導入されるなどのアップデートが施されています。
アップデートの詳細については、公式ブログおよびリリースノートをご覧ください。
Unreal Engine 5.8 リリースノート「Unreal Engine 5.8 がリリースされました」Epic Games公式ブログ