DreamWorks Animationが提供する「MoonRay」が2.15.0.1にアップデートし、NUMAアーキテクチャマシンをサポート

DreamWorks Animationが提供する「MoonRay」が2.15.0.1にアップデートし、NUMAアーキテクチャマシンをサポート

2025.06.30
ツール・開発環境ニュースお役立ち情報ツール紹介3DCGレンダリング
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • DreamWorks Animationが開発したオープンソースのレンダラー「MoonRay」のバージョン2.15.0.1をリリース
  • 「MoonRay」はモンテカルロ方式のレイトレーシングに対応したレンダラー
  • アップデートではNUMAアーキテクチャマシンのサポートやBSDFローブごとのライトセットなどが行われた

DreamWorks Animation2025年6月13日(金)、オープンソースのレンダラー「MoonRay」をバージョン2.15.0.1にアップデートしました。

(画像は公式サイトより引用)

「MoonRay」DreamWorks Animationが開発したオープンソースのMCRT(※)レンダラーで、効率性とスケーラビリティを重視して設計されています。
※ Monte Carlo Ray Tracing。乱数を用いて無作為にレイを放射したステータスから統計的に反射や屈折を推定するレイトレーシング。レンダリング精度を上げるためには試行回数を増やし、何度もレンダリングする必要がある

同社が制作に関わっている『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』や『カンフー・パンダ 4 伝説のマスター降臨』などでも使用されています。

同社が開発したクラウドベースのフレームワーク「Arras」により、レンダリングタスクをクラスターやクラウドに分散させて処理することでレンダリングの時間短縮が可能なほか、さまざまなアプリケーションへの統合も容易であるとのこと。

MoonRayApache License 2.0のもと、GitHubにてソースコードが公開されています。

(画像は公式サイトより引用)

このたびリリースされたバージョン2.15.0.1は、2024年12月20日(金)にリリースされたバージョン1.7.0.0よりメジャーバージョンアップしたものです。

複数のCPUで構成されるNUMAアーキテクチャマシンをサポートすることでレイトレーシング計算パフォーマンスの速度上昇や、BSDFローブごとの新たなライトセット提供によって特定の光源の影響を調整がしやすくなるなどのアップデートがされています。

詳細は、公式サイトおよびリリースノートをご確認ください。

「MoonRay」公式サイトdreamworksanimation / openmoonray | GitHubRelease v2.15.0.1 | GitHub

関連記事

Khronos Groupが「glTF 2.1」の策定計画を発表。大規模シーンの標準化と外部アセット連携を強化
2026.06.15
Blenderのスカルプト機能でクリーチャーを制作。モデリング工程を解説した書籍、マイナビ出版が6/25(木)に発売
2026.06.15
UE5.5のMegaLightsをモバイルゲームで導入。『Neural Dawn』開発秘話が語られた配信のアーカイブ、Epic Gamesが公開中
2026.06.14
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/6/13】
2026.06.13
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/6/6】
2026.06.06
『デススト2』精巧なフォトリアル世界をいかに実現したか。コジプロのアート・技術チーム責任者が明かす、理想の絵作りを達成したアプローチ【GCC 2026】
2026.06.05

注目記事ランキング

2026.06.10 - 2026.06.17
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ラグドール(Rag Doll)
ラグドール ぬいぐるみを意味する英語。 ゲームにおける、キャラクターの全身が脱力したかのような挙動を行う物理シミュレーション。ラグドール物理。 例えば、上空からの落下やキャラクターが死亡した際に用いられる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!