この記事の3行まとめ
- Houdiniを用いたVFX制作手法を紹介した講演動画3本、SideFX公式YouTubeチャンネルで公開
- Solarisを用いたUSD制御や、物理シミュレーション機能「Vellum」の活用方法などを解説
- リギング&アニメーションフレームワーク「KineFX」を用いて樹木の揺れを表現する手法なども取り上げている
2026年3月19日(現地時間)に開催された、Houdiniの技術や知見を発信するイベント「Paris HUG March 2026」の講演アーカイブ動画が、SideFX公式YouTubeチャンネルで公開されました。
「Solaris as a bridge – Bringing Generalists into Houdini (Bastion 36 & Le Grand Déplacement)」と題した動画では、Houdini上でUSDを取り扱うためのツール群「Solaris」の導入事例を解説。
映画『Bastion 36』や『Le Grand Déplacement』の制作において、大量のアセットや複雑な環境をUSDレイヤーとして管理し、大規模なアセットの処理や動的なライティング制御について効率的な処理を実現した事例が示されています。
Solaris as a bridge – Bringing Generalists into Houdini (Bastion 36 & Le Grand Déplacement)
また、映画『Troll 2』における大規模なVFX制作の裏側を解説した2講演の動画も視聴可能。
「Workflow In and Around Houdini: Beyond the Interface on Troll 2」と題した動画では、水・破壊表現・キャラクターのインタラクションなど、複雑に絡み合う要素を異なるチーム間で連携し、効率的に管理・処理した手法を紹介。プロジェクト全体の構造化に関する知見が共有されています。
Workflow In and Around Houdini: Beyond the Interface on Troll 2
「The Weight of a Giant: Orchestrating Large-Scale FX on Troll 2」と題した動画では、物理シミュレーション機能「Vellum」を用いて、リギングなしで心臓の鼓動を表現する手法や、マルチフィジックスソルバ「MPM」を活用したクリーチャーの表現方法を解説。
そのほかにも、リギング&アニメーションフレームワーク「KineFX」を用いて樹木の揺れをセットアップするアプローチなどが紹介されています。
The Weight of a Giant: Orchestrating Large-Scale FX on Troll 2
講演内容に関する詳細は、各アーカイブ動画をご確認ください。
SideFX公式YouTubeチャンネルHoudini公式サイト