この記事の3行まとめ
- Epic GamesがUnreal Engine 6への展望を発表
- 早期アクセス版は2027年末リリース予定。正式リリースはその12〜18か月後が目標
- アクターとブループリントは将来的に非推奨へ
Epic Gamesは、2025年6月17日(水)、「Unreal Fest Chicago 2026」の基調講演「State of Unreal 2026」にて、Unreal Engine 6(以下、Unreal EngineはUEと表記)の展望を明らかにしました。
「State of Unreal 2026 Official 4K Livestream | Unreal Fest Chicago」
UE6では、これまで別々に開発されてきたUE5とUnreal Editor for Fortnite(UEFN)が統合されます。
これにより、UE6で制作したコンテンツを様々なプラットフォームへエクスポートできるようになるとしています。
(画像はEpic Games公式ブログより引用)
UE6でのゲームプログラミングは、同社が開発するプログラミング言語「Verse」と、Verseから呼び出される低レベルのC++コードによって行う形へ移行します。
また、アクターやコンポーネントに代わる、Verseベースの新しいシーン構築フレームワーク「Scene Graph」が導入されます。
UE6では、エンジン内のシステムや、Verseで定義したAPI・アセット・ツールなどを「スマートアセット」として他の開発者に公開できるようになります。開発者は公開されたスマートアセットを、自身のプロジェクトへ即座に導入・利用できます。
Epic Gamesによると、最初の事例として『フォートナイト』のコスメティック(装飾アイテム)の仕組みがスマートアセットとして導入されます。これにより、自身のゲームでフォートナイトのコスメティックを使えるほか、フォートナイト用のコスメティックを自身で制作することも可能になります。
『フォートナイト』のコスメティック例(画像は『フォートナイト』公式ブログより引用)
UE6の早期アクセス版は、2027年末のリリースを予定。正式リリースは、早期アクセス版のリリースから12〜18か月後を目標としているとのことです。
UE6の初期バージョンには、従来のアクターおよびブループリントが引き続き搭載されます。ただし、VerseやScene Graphなどの新しいフレームワークの成熟に伴い、アクターとブループリントは将来的に非推奨となります。その際には、プロジェクトの移行を支援する変換ツールが提供される予定です。
なお、記事公開時点ではUE5.8以降のUE5のリリースは予定されていません。
詳細は、Epic Games公式ブログをご覧ください。
「Unreal Engine 6 への道」Epic Games公式ブログ