この記事の3行まとめ
- VIPO、2025年8月にドイツで開催されるゲームショウ「gamescom 2025」にジャパンパビリオンを出展
- パビリオン参加者を2025年6月3日(火)まで募集している
- 参加者は、試遊台や出展者パスなどが10の事業者に無償提供される。個人も応募可能
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、2025年8月20〜24日(現地時間)までドイツ・ケルンで開催される世界最大級のゲームショウ「gamescom 2025」にジャパンパビリオンを出展します。
今回VIPOは、ジャパンパビリオンに参加するゲームデベロッパーおよびパブリッシャーの募集を開始したことを発表しました。応募締切は2025年6月3日(火)。
(画像はVIPOのニュース記事より引用)
VIPOのジャパンパビリオンとしての出展は、経済産業省「令和6年度補正クリエイター・事業者⽀援事業費補助⾦(クリエイター・事業者海外展開促進)」の一環として、日本のゲーム産業の海外展開促進を目的に実施されます。
今回VIPOは、このジャパンパビリオンと連携して展示を希望するゲームデベロッパー・パブリッシャーの募集を開始しました。出展場所はケルンメッセのインディーエリア内で、募集事業者数は10社(者)。
ジャパンパビリオンは、ケルンメッセ Hall 10.2(2階)のインディーエリア(BtoCエリア内)に出展。パビリオン全体の面積は約60平方メートル(画像はVIPOのニュース記事より引用)
ジャパンパビリオンには試遊台10台が設置される予定で、参加事業者には試遊台1台・椅子1脚・モニター1台・Steamのgamescom特集への申請支援・1事業者につき3名分までの出展者パスが無償で提供されます。
ただし、渡航宿泊費や現地移動費などは参加者の負担となり、航空券やホテルは参加者自身で手配する必要があります。
応募条件の一部は以下の通り。
- ゲームの開発やパブリッシング業を営む法人または個人
- gamescomへの単独出展経験がないこと
- 海外展開を前提としたオリジナルIPタイトル(ジャンル不問)で、開発中またはリリース1年以内のタイトルであること
- 英語でチラシ等の資料を準備でき、会期中も英語で説明・商談などを行える体制があること
- 担当者が期間中可能な限り全日ジャパンパビリオンに常駐すること
など
など
応募事業者数が10事業者を超えた場合、外部有識者による選考が行われます。選考基準には、欧州・北米を中心とした国際市場性、ゲーム性やアート、世界観の創造性・独自性、事業の成長性・継続性、技術的完成度、現地でのプロモーション実施体制などが含まれます。
応募の詳細は、VIPOの発表をご確認ください。
なお、ゲームメーカーズでは「gamescom 2024」でVIPOが展開したジャパンブースのレポートを公開しています。会場の様子や出展者の感想なども掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
【ゲームデベロッパー・パブリッシャー募集】VIPO主催「gamescom 2025 ジャパンパビリオン出展」8/20~24開催