この記事の3行まとめ
- 『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』の楽曲制作コンセプトなどを紹介した記事、カプコンサウンドチームが公開
- シリーズ過去作よりシリアスな作風となった同作において、音の重心を低く置くなど大幅な楽曲スタイルの刷新が図られた
- 凶異モンスターが攻撃を跳ね返すカウンターシステムを「音の逆再生加工」で表現するといった、戦闘BGMの演出意図などを紹介
カプコンサウンドチームは2026年9月8日(火)、『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』(以下、『モンハンストーリーズ3』)の楽曲制作秘話を紹介したインタビュー記事を、公式Webサイト「CAP’STONE(カプストーン)」で公開しました。
同作の楽曲制作を担当したリードコンポーザーの宮田氏および、コンポーザーの成田氏・池田氏の3名がインタビューに応じ、楽曲の方向性を定めた過程や、各種モンスターとの戦闘BGMの制作コンセプトなどについて語っています。
(画像はインタビュー記事より引用)
『モハンストーリーズ3』は、国や人間同士の対立が描かれるなど過去作と比較してシリアスな作風となっているほか、登場キャラクターの頭身が過去作より高くデザインされているなどビジュアル面でも大きな変化が見られ、作品のターゲット層も拡大されていたとのこと。
そのため本作の楽曲制作においては、明るくポップな曲調のBGMが主流であった過去作とは異なり、全体的に音の重心をやや低く置くなど、本作独自の方向性を制定。割合にして「継承15%、進化85%」と評されるほどの刷新が行われました。
一方で、穏やかなシーンや情景では優しく温もりのあるサウンドを奏でることが大切にされたことなども語られています。
本作では「国と国、人と人との対立」が重要なテーマの一つであり、過去作と比べてダークさや力強さを重視した曲づくりが行われている(画像はインタビュー記事より引用)
『モハンストーリーズ3』で使用されているBGMから数作品をピックアップして紹介した動画
記事では、作品全体の楽曲コンセプトを定める上で意識した点や、本作のメインテーマ「風の絆 ~モンスターハンターストーリーズ3 Version~」の制作にあたり念頭に置いたキーワードなど、楽曲制作の思考過程を紹介。
また、ゲーム内の拠点BGMやエリアごとの戦闘曲、特殊なモンスターとの戦闘曲などにおける制作のポイントを語っています。
例えば、不吉な石化現象である「厄石」が体に発生し、通常の個体と比べて驚異的な力を持つ「凶異モンスター」とのバトルでは、厄石部分に攻撃すると強力な反撃を受けるというカウンターシステムに着目し、逆再生加工を施した音で「カウンター」を表現。
また、戦闘パートに限らず厄石に関係するシーンでは、共通してBGMにピアノの音を加えることで厄石の象徴として演出するといった工夫が凝らされています。
同様に、「侵獣モンスター」と「超竜化モンスター」との戦闘BGMについても、制作意図や演出効果などを紹介しています。
背中に青い「厄石」が発生し、凶異モンスターとなった「チャタカブラ」(画像はインタビュー記事より引用)
そのほか、『モンスターハンター』本編シリーズで専用楽曲を持つモンスターにおいて、原曲の魅力を尊重しつつキャラクター設定や本作での登場シチュエーションなどに合わせたアレンジを施した事例などが語られています。
なお、インタビュー記事第2弾では、キャラクターのテーマ曲やデモ曲、エンディングテーマなどについて語られる予定とのことです。
詳細は、CAP’STONEのインタビュー記事をご確認ください。
『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』楽曲インタビュー① | CAP’STONE