この記事の3行まとめ
- 16bitのレトロ風ゲーム向けゲームエンジン「MD Engine」が正式にリリース
- ビジュアルスクリプティングを採用し、ドラッグ&ドロップでイベントを配置できる
- SGDKの呼び出し形式の変更や、PAL/NTSCを認識可能となるなど複数のアップデートが行われた
Two Black Catsは2026年9月7日(現地時間)、16bitのレトロ風ゲームを制作できるゲームエンジン「MD Engine」を正式にリリースしました。
ツールはSteamおよびスタジオ公式サイトで購入できます(※)。
※ それぞれ異なる価格で提供されている。なおSteamでは2026年9月22日(現地時間)まで15%オフの割引セールが実施中
「MD Engine」リリーストレーラー
「MD Engine」は、レトロ風ゲームやゲーム開発用ツールなどを手がけるスタジオ「Two Black Cats」が提供する、16bitのドット絵グラフィックに特化したゲームエンジン。
ドラッグ&ドロップでイベントを配置できるビジュアルスクリプティングを採用し、コーディングなしでゲームを制作できます。
対応OSは、Windows / macOS / Linux。作品は各種ゲームハード向けに書き出せるほか、HTML5やWindows向けSteamゲームとしてもエクスポートできます。
(動画はSteamストアページより引用)
また、内蔵のデバッグツールを用いることで、画面の配色(パレット)や変数、アクターの位置情報などをリアルタイムで検証できます。
(動画はSteamストアページより引用)
これまで複数のプレリリース版が配信されたのち、2026年9月7日(現地時間)にバージョン1.0.0がリリース。
エンジンアーキテクチャがSGDKを直接呼び出す方式からハードウェア抽象化レイヤー(HAL)を経由する方式に変わったほか、エンジン内で実行されているゲームのリージョン(PAL / NTSC)を認識できるようになりました。
そのほか、チートモード有効化の実装やエディターの改善など、さまざまな修正や機能追加が施されています。
Steamストアページでは、協力プレイ型パズルアクション『Square Brothers』など複数のMD Engine製タイトルを紹介(画像はSteamストアページより引用)
なお同エンジンは9月8日(火)に1.0.1へ更新され、Windows/Linux環境におけるマップエディタのクラッシュなど複数の不具合が修正。今後は、macOS環境においてIntelプロセッサに関する問題を修正したうえ、9月9日(水)に1.0.2をリリースするとしています。
詳細はSteamストアページや「Two Black Cats」公式サイトのエンジン販売ページをご確認ください。
「MD Engine」Steamストアページ「MD Engine」販売ページ|Two Black Cats公式サイト