この記事の3行まとめ
- 「Godot 4.8 dev 1」、2026年7月6日(現地時間)にリリース
- 新規プロジェクトでゲームビューがデフォルトでドッキング表示されるように。ツールバーのレイアウトも刷新
- エディタ上で疑似ローカライズをプレビュー、ファジー検索APIの公開も
2026年7月6日(現地時間)、オープンソースのゲームエンジン「Godot 4.8 dev 1」がリリースされました。
(画像はブログ記事より引用)
Godot Engineはマルチプラットフォームに対応したゲームエンジン。MITライセンスのもとオープンソースで提供されており、無料で利用可能です。
Godot 4.8 dev 1は本バージョンは同年6月に正式リリースされた「Godot 4.7」に続く、次期バージョンに向けた最初の開発スナップショットで、314件の修正が含まれています。利用の際は、事前のバックアップやバージョン管理システムの使用が推奨されています。
Godot 4.8 dev 1では、新規プロジェクトの作成時、ゲームビューがデフォルトで別ウィンドウではなくエディタ内にドッキング表示されるようになりました。あわせてゲームビューのツールバーが刷新され、ドッキング関連のオプションなどが整理されています。
刷新されたツールバー。既存プロジェクトでドッキング表示を利用する場合は、ツールバー上のオプションから手動で有効化する(画像はブログ記事より引用)
シーンツリーでは、ノードの表示・非表示を切り替えた際、そのままマウスをドラッグすることで、後続のノードにも同じ状態を一括で適用できるようになりました。
また、3Dビューポートに新たなオプション「Allow Viewport Override」(デフォルトで有効)が追加。特定の面の向きに設定したビューポートへマウスを合わせると、3D空間にメッシュをグリッド状に配置できる「GridMap」の編集軸が、その面に合わせて自動で切り替わります。
(動画はブログ記事より引用)
ローカライズ時に文字列の変化を疑似的に再現し、レイアウト崩れなどの問題を早期に確認しやすくする「Pseudolocalization(疑似ローカライズ)」のプレビューも、エディタ内から直接実行可能になりました。
(動画はブログ記事より引用)
GUI関連では、UI構築に用いる「Control」ノードのうち「Tree」では折りたたみ可能な領域を示す行を画面上部に固定表示する「sticky items」を実装。
また、「Control」ノードの「TextEdit」および「CodeEdit」がタッチ操作に対応しました。タップによるカーソル配置と仮想キーボードの展開、慣性スクロールに対応したドラッグスクロール、ダブルタップによる単語選択などが可能となっています。
(動画はブログ記事より引用)
そのほか、検索キーワードと完全に一致しなくても類似した結果を返すファジー検索機能が「FuzzySearch」および「FuzzySearchMatch」クラスとしてコアAPIに公開。開発者が自身のスクリプトから同機能を利用できるようになりました。
なお、Godot 4.8 dev 1に先立ち、Godot 4.7のバグを修正した「Godot 4.7.1 RC 1」もリリースされています。
Godot 4.8 dev 1の詳細は、公式ブログをご確認ください。
Dev snapshot: Godot 4.8 dev 1