この記事の3行まとめ
- Unity向けネットワークSDK「Photon Fusion 2.1」の安定版がリリース
- 高精度な物理シミュレーションの代用となる、CPU負荷の低い物理機能「Forecast Physics」が追加
- プレイヤーからの距離や視認性などに応じて帯域幅の使用率を調整できる機能なども実装されている
Exit Gamesは2024年3月11日(現地時間)、Unity向けネットワークSDK「Photon Fusion 2.1」の安定版をリリースしたことを発表しました。
(画像は公式ブログトップページより引用)
「Photon Fusion」は、オンラインゲームのマルチプレイ機能を実装できるUnity向けネットワークSDKで、「Photon Cloud」内で提供されるSaaS形式のサービスです。
また、「Photon Fusion」はUnity Technologiesによる「Unity公認ソリューション」に認定されています。
バージョン2.1では、CPU負荷を抑えつつリアルタイム物理挙動を実装できる機能「Forecast Physics」が追加。
完璧な精度の物理シミュレーションに代わり、「Extrapolation」と呼ばれる手法を用いてオブジェクトの移動位置を予測し計算することで、モバイルタイトルなどで軽量な物理機能を導入できるとしています。
(画像はリリースノートより引用)
また、オブジェクトの更新頻度を制御できる機能「Object Priority」が追加され、プレイヤーからの距離や視認性などに応じて帯域幅の使用率を調整可能に。
そのほか、クライアントの再シミュレーション回数を削減することでCPU負荷を抑える「Input Delay」などの機能が実装されたほか、従来は512バイトに制限されていたRPC利用時のサイズ上限が撤廃され、より大きなペイロードの送信が可能になるなど、複数のアップデートが実施されています。
アップデート内容に関する詳細はブログ記事やリリースノートをご確認ください。
「Photon Fusion 2.1 for Unity is now Stable」Photon Engine公式ブログ「Photon Fusion 2.1」リリースノート