この記事の3行まとめ
- コロプラ、スマートフォン向けゲーム『PRINCIPLES』の背景制作を解説した3つの記事を公開
- 『PRINCIPLES』は、フォトリアルな映像表現や高品質な3Dサウンドといった最新技術をゲームに落とし込んだ作品
- 記事はレベルデザインやアセット制作、ライティングを中心とした仕上げまでの工程を解説している
コロプラは、スマートフォン向けゲーム『PRINCIPLES』における背景の制作工程を解説した連載記事を、noteにて公開中。
記事は、レベルデザインやアセット制作、ライティングに注目した全3編で構成されています。
(画像は第1弾のnote記事より引用)
『PRINCIPLES』は、コロプラの最新技術を伝えるためのブランド「COLOPL Creators」によって開発され、2023年に配信されたスマートフォンゲーム向けアドベンチャーゲームです。
地下遺跡の探索を通じて、岩の隙間から差し込む光、揺らめく灯りを映し出す水面といったフォトリアルな表現の可能性に挑戦しているほか、洞窟内の反響や減衰をシミュレーションした高品質な3Dサウンドも特徴です。
『PRINCIPLES』公式プロモーション動画
本連載記事は、2022年に開催されたUnity公式のオンラインカンファレンス「SYNC 2022」にて同社が実施した技術講演を記事として再構成したもの。
第1弾の記事では、同作におけるレベルデザインの工程を紹介。「実際に使える技術として高品質なグラフィックをモバイルで実現すること」をコンセプトの軸とし、見た目とゲーム体験の両面から成立する空間づくりを意識したとのこと。
制作期間は全体で約6か月。レベルデザインでは、同作で達成したい要件をもとにロケーションを決め、構成の整理、仮シーンの作成といったフローが語られています。
(画像は第1弾のnote記事より引用)
(画像は第1弾のnote記事より引用)
第2弾では、第1弾で作成した仮シーンをベースとした実際のアセット制作を解説。
洞窟の壁面を構成する岩などの「画面占有率の高いアセット」を優先的に制作したことや、地面の表現にタイリング素材を使用していること、プロップの作り方といった内容が語られています。
地面は主に3種類のテクスチャをブレンドして構成。素材はAdobeのSubstance Designerで形状を決め、Substance Painterで色を付けて作成している(画像は第2弾のnote記事より引用)
最後の第3弾では、シーン全体の仕上げについて、ライティングを中心に解説。
ディファードレンダリングを採用し、多くの光源を扱えるようになったことで、屋内環境の画作りやPBR(物理ベースレンダリング)環境での背景制作に取り組めるなど、従来以上にライティングに力を入れられるようになったといいます。
これにより「プレイヤーが迷わないようにライティングで誘導すること」や「日光の届かないシーンで、人工灯のみの画作りを行うこと」といった目標を設定し、具体的な実装の例や、制作に役立ったライティング機能などを紹介しています。
プレイヤーの進行方向に併せて地面やゲートなどを照らすことによる誘導(画像左)や、何らかのアクションを行ってほしいポイントを照らすことで視認しやすくする工夫(画像右)などが挙げられた(画像は第3弾のnote記事より引用)
解説記事の詳細は、COLOPL Creatorsのnote記事本文(第1弾/第2弾/第3弾)をご確認ください。
PRINCIPLESの背景ができるまで~第1弾 レベルデザイン編〜PRINCIPLESの背景ができるまで〜第2弾 アセット制作編〜PRINCIPLESの背景ができるまで〜第3弾 ライティング編〜