この記事の3行まとめ
- 『GUILTY GEAR -STRIVE-』におけるゲームエフェクトの制作事例などを解説した動画シリーズ、アークシステムワークスが公開
- 前編では格闘ゲームならではのエフェクト制作の工夫点や、打撃の被弾エフェクトや斬撃エフェクトの制作過程などを解説
- 後編では、地面から氷柱を生成する攻撃技のエフェクトや、流水で手を洗うエフェクトの制作事例を取り上げている
アークシステムワークスが運営するYouTubeチャンネルにて、『格ゲーのエフェクトはこう作る! エフェクト解説講座』と題した動画シリーズが公開されました。
動画は前編/後編の二部構成。同社のリードエフェクトデザイナー 小川 和哉氏が、ゲームエフェクトの基本的な考え方や『GUILTY GEAR -STRIVE-』における実際の制作事例を紹介しています。
『格ゲーのエフェクトはこう作る! エフェクト解説講座 前編』
『格ゲーのエフェクトはこう作る! エフェクト解説講座 後編』
前編では、ゲームエフェクトが果たす役割や制作に関する考え方、格闘ゲームならではのエフェクト制作における工夫点などを解説。
エフェクトは攻撃をヒットさせる手応えや爽快感を与えるほか、攻撃の軌道や射程範囲などの情報を視覚的に伝達する役割をもっています。
格闘ゲームにおいては攻撃の当たり判定とエフェクトの範囲を厳密に一致させる必要があることや、エフェクトが遮蔽となってプレイを妨げないように大きなエフェクトを画面後方・小さなものを手前に配置するといった工夫が凝らされていることなどが動画で語られています。
また、実際のエフェクト制作手順の例として、打撃攻撃の被弾エフェクトと斬撃エフェクトの制作過程を紹介しています。
斬撃エフェクトについては、攻撃判定の範囲をもとにイメージボードを作り、軌跡の3Dモデル作成し、アニメーションの描き込みなどを経てゲーム内に実装するまでを解説(画像はYouTube動画よりスクリーンショットで引用)
後編では、本作で実装された具体的なエフェクトを例に挙げ、実際の制作過程を参考画像・映像とともに解説しています。
まず、本作の登場キャラクター「ディズィー」が使用する、地面から氷柱を生成して敵を突き上げる攻撃技のエフェクト制作事例を紹介。コンテをもとにモデルやテクスチャを制作し、ゲームエンジンで質感の調整や実装を行う流れを解説しています。
さらに、蛇口から流れる水で手を洗うシーンを題材に、手描きアニメでは表現できない複雑な挙動を取る流体エフェクトを3Dで制作する手法を紹介しています。
(画像はYouTube動画よりスクリーンショットで引用)