ノードベースのプロシージャルマテリアル作成ツール「Material Maker 1.4」、オープンソース&無料でリリース。Godot 4移行に伴いシェーダーコード生成機能などが刷新

ノードベースのプロシージャルマテリアル作成ツール「Material Maker 1.4」、オープンソース&無料でリリース。Godot 4移行に伴いシェーダーコード生成機能などが刷新

2025.10.20
ツール・開発環境ニュース3DCGGodotテクスチャマテリアル
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この記事の3行まとめ

  • オープンソース&無料のマテリアル作成ツール「Material Maker」、バージョン1.4が正式リリース
  • Godot EngineをもとにしたノードベースのUIを用いて、プロシージャルなマテリアルを制作できるツール
  • Godot 4.4.1への移行に伴いシェーダーコード生成機能のロジックなどが刷新。そのほかノードの追加、UI改善なども

2025年10月5日(日)、オープンソースのマテリアル作成ツール「Material Maker」のバージョン1.4がリリースされました。

MITライセンスのもと無料で提供中。itch.ioよりダウンロードできるほか、ソースコードがGitHub公開されています。

「Material Maker」は、Rod Zilla氏(Rodolphe Suescun氏)が開発するオープンソースのマテリアル作成ツール。

Godot Engine」GraphEditに基づくノードベースのUIを搭載。200種類を超える既存ノードを用いてプロシージャルなPBRマテリアルを作成できるほか、GLSLで独自のシェーダーを記述することも可能です。

旧版の1.3は「Godot 3」をベースとしていましたが、バージョン1.4より「Godot 4」に移行。2024年11月にアルファ版が登場して以降アップデートが重ねられ、このたび正式リリースとなりました。正式版では「Godot 4.4.1」を採用しています。

(画像はitch.ioより引用)

Rod Zilla氏のYouTubeチャンネルで公開されている、「Material Maker」で作成されたショーリール

バージョン1.4ではコンピュートシェーダーにより32bit/チャンネルのテクスチャを描画可能に。それに伴いシェーダーコード生成機能のロジックが組み直され、処理速度の向上などを果たしています。

また、3Dビューワー上でメッシュを選択するだけでテクスチャ作成に必要なデータを取得可能となる「MeshMapノード」が導入されたほか、SDF(※)で定義したジオメトリ情報をテクスチャに反映するための「SDFノード」が多数追加されるなど、ノードに関する更新なども行われています。
※ Signed Distance Function(符号付き距離関数)。空間のある地点から特定の物体の表面までの距離を導出する関数

「MeshMapノード」使用イメージ(画像はitch.ioのDevlogより引用)

UI設計も改善され、3D/2Dプレビューやノード一覧などを表示する各種タブ(panel)の配置場所を自由に移動可能(Project panelを除く)となるなど、更新・機能の追加などが行われています。

(画像は「Material Maker 1.4」初期画面のスクリーンショット)

なお、Rod Zilla氏にツールの概要や採用事例、バージョン1.4における強化点、今後の展望などをインタビューした記事が、Godot Engine公式サイトにて公開されています。

「Material Maker」の詳細は公式サイトGitHubicth.ioを、バージョン1.4のアップデート情報はitch.ioのDevlogをご確認ください。

「Material Maker 1.4」Devlog|itch.io「Material Maker」公式サイト

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