『ロード・オブ・ザ・リング』で使われた群衆シミュレーションツール「Massive」、無料ライセンスの提供が開始。非商用に限り利用可能

『ロード・オブ・ザ・リング』で使われた群衆シミュレーションツール「Massive」、無料ライセンスの提供が開始。非商用に限り利用可能

2026.07.05
ツール・開発環境ニュース3DCG
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Massive Software、群衆シミュレーションツール「Massive 101」をリリース
  • 個々がAIで自律動作する3Dキャラクターを大量生成でき、障害物などに対する個別の動作設定も可能
  • 非商用利用に限り利用でき、レンダリングにウォーターマークが入るなどの制限が施されている

Massive Softwareは、同社が開発・提供している群集シミュレーションツール「Massive」の無料版である「Massive 101」をリリースしました。

本ツールは非商用に限り、無料で利用可能。専用フォーラムよりダウンロードできます。

なお、同ツールの利用には、フォーラムでのアカウント登録ならびにそのアカウントを用いたライセンス登録が必要です。

(画像は「Massive 101」製品ページより引用)

「Massive」は、大量のキャラクターからなる群衆を生成・制御するソフトウェアです。生成した群衆は障害物などに対し個別に動作を行えるほか、モーションキャプチャーデータを使うなど外部からの制御にも対応しています。

本ツールは当初『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでの利用を目的に開発され、その後『マインクラフト/ザ・ムービー』など数々の映像作品で活用されています。

人間だけでなく動物や虫型に対応した群衆も生成できるため、大量の騎兵などを使ったシーンも製作可能

同ツールでは、群衆を構成するキャラクターAIやシーン内に配置できるキャラクターの数などに制限はありません。

ただし、「レンダリング結果にウォーターマークが入る」「モーションなどのシミュレーションファイルは独自形式で保存され、有料版に流用できない」といった制限が設けられています。

「Massive 101」初期画面

「Massive 101」に関する詳細は製品ページや専用フォーラムをご確認ください。

「Massive 101」製品ページ「Massive 101」専用フォーラム

関連記事

GodotのiPhone/iPad版アプリ「Xogot」で、メッシュ生成・レベルデザイン機能が実装。今週のゲーム開発関連ツールまとめ
2026.10.10
『プラグマタ』テンプレな可愛さから「生きた感情」へ。モーションキャプチャーを駆使したフェイシャル制作とストランドヘアの実装【CEDEC2026】
2026.09.30
ブラウザでエフェクト用メッシュを作れる無料ツール「MeshCreate」リリース。Unity向けに出力も可能
2026.09.29
携帯動画変換君やVRMのMIRO氏、「POPOPO」の一部技術をオープンソースで公開。今週のゲーム開発関連ツールまとめ
2026.09.26
Maya用リギングフレームワーク「eST3」で刀のリグを作成。BACKBONE、プロップ用リグの構築手順を解説
2026.09.21
【来週末開催!】ポートフォリオ添削や『スト6』キャラデザ講演も!トップアーティストの知見を学べる「Tokyo Anim Unite 2026」、9/26(土)・27(日)に開催
2026.09.18

注目記事ランキング

2026.10.04 - 2026.10.11
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

物理エンジン
ブツリエンジン オブジェクトの物理挙動をシミュレーションする機能。ゲームエンジンの一機能として提供される場合や、物理エンジンの機能のみをミドルウェアとして提供する場合がある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!