この記事の3行まとめ
- オープンソースのゲームエンジン「Defold Engine」の最新版「Defold 1.13.0」がリリース
- モーフターゲットをサポートしたほか、COLLADAからglTF形式への刷新が行われた
- Box2DのLuaスクリプティングAPIが強化され、広範なジョイントを使用可能に
Defold Foundationは2026年6月29日(月)、オープンソースのゲームエンジン「Defold Engine」の最新版「Defold 1.13.0」をリリースしたことを発表しました。
(画像は公式ブログより引用)
「Defold Engine」は、Ragnar Svensson氏とChristian Murray氏によって開発が始められたゲームエンジン。2014年にモバイルゲーム会社のKingによって買収され、同社で運用されたのち、2020年にDefold Foundationへと移管されるとともにオープンソース化されました。
現在は完全無料ツールとして公式サイトで公開中。ソースコードは、Apache License 2.0をもとにした独自ライセンスのもとGitHubで公開されています。
最新版「Defold 1.13.0」は2026年5月27日(現地時間)にベータ版として公開され、このたび正式リリースされる運びとなりました。
(画像は公式ドキュメントより引用)
モーフターゲットで滑らかな動作を表現可能に
3Dモデルコンポーネントにおいてはモーフターゲットをサポート。スクリプトから直接ウェイトを制御でき、キャラクターの表情変化や、ダメージによる変形、オブジェクトの収縮などを滑らかに表現可能となりました。
なおDefold Engineはバージョン1.13.0より、これまで非推奨としてサポートを続けていたCOLLADAを廃止し、glTF形式へと刷新しました。
glTFファイルからアニメーションデータを読み取りモーフターゲットを再生する手順については、公式ドキュメントで解説されています。
glTF形式のモデルでモーフターゲットを再生した様子(動画は公式ブログより引用)
Box2Dで多彩なジョイントを使用可能に
物理演算エンジン「Box2D」のLuaスクリプティングAPIの拡張により、各種ジョイントをサポート。距離・回転・スライダー・ホイールなど、多彩な接続条件を持つジョイントを作成・制御できます。
モーター機能を持たせた吊り橋、スプリングの減衰を伴うサスペンション、振り子といったギミックを構築可能としています。
(動画は公式ブログより引用)
そのほか、FrustumカリングがParticle FXコンポーネントでも機能するようになったほか、エンジンのクリーンアップに伴いレガシーなAPIやフォーマットが削除されるなど、さまざまな更新が実施されています。
「Defold release 1.13.0」Defold Engine公式ブログ「Defold 1.13.0」リリースノート