Maya上で設定した揺れもの処理を、UE5のAnimGraphにインポートできるプラグイン「Bonjolt」ベータ版が無料公開

Maya上で設定した揺れもの処理を、UE5のAnimGraphにインポートできるプラグイン「Bonjolt」ベータ版が無料公開

2026.06.18
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株式会社TAは、MayaとUnreal Engine 5で開発している環境向けの揺れものツール「Bonjolt」のベータ版を公開しました。髪、スカート、アクセサリーなどのボーン物理をMaya上でセットアップし、その設定をUE5へ持ち込むことを目的としたツールです。現在、公式サイトにてベータ版が無料公開されています。

Bonjoltは、オープンソースのC++向け物理演算・衝突検出ライブラリJolt Physicsをベースに開発されており、揺れものに必要な要素を厳選して設計されています。Maya上でアニメーションやリグを確認しながら、直感的に物理用の構造を追加し、重さ、減衰、拘束の効き方を調整できます。調整した設定はUE5へのインポートに対応します。UE5上では、AnimGraphのノードとしてランタイムの揺れものシミュレーションが実行され、プレイヤーキャラクターなどゲーム制御で移動するキャラクターへの適用も想定されています。

UE5の揺れもの物理プラグインとしてはすでに「Kawaii Physics」が広く使われていますが、Kawaii PhysicsがUE5上ですべての作業が完結する疑似物理プラグインであるのに対し、BonjoltはMaya上でのセットアップとプレビューを起点とするワークフローとなっています。Mayaでウェイトやボーンを調整しながら揺れものまでも含めて調整することができるため、Mayaを中心としたパイプラインを構築しており、DCCツール側で物理挙動の見た目までコントロールしたい場合には、Bonjoltが選択肢となります。

正式版は有償化予定

現行のベータ版は評価・検証目的での利用が許可されており、本番制作や納品物への使用は書面による別途許可が必要です。ライセンスページにおいて、「ベータ版を無償で利用できることは、正式版または将来のバージョンを無償で利用できることを意味しません」と明記されており、正式版では何らかの有償化がされる見通しです。価格や販売方法の詳細は現時点では公開されていません。このあたりは情報が公開され次第、追ってお伝えします。

Mayaでモデリングを行っているUnreal Engine 5ユーザーは、揺れもの設計の新たな選択肢として「Bonjolt」を試してみてはいかがでしょうか。

Bonjolt 公式サイトはこちら

本記事はIndieGamesJp.devとのメディア提携により掲載しています。

元記事URL:https://indiegamesjp.dev/?p=12011

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