オープンソースの2D/3Dゲームエンジン「GDevelop」、バージョン5.6にアップデート。リアルタイム3Dエディターが使用可能に

オープンソースの2D/3Dゲームエンジン「GDevelop」、バージョン5.6にアップデート。リアルタイム3Dエディターが使用可能に

2025.12.08
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • オープンソースの2D/3Dゲームエンジン「GDevelop」、バージョン5.6にアップデート
  • 「GDevelop」は、ノーコードでゲーム制作できることを特徴とするエンジン。MITライセンスで提供中
  • バージョン5.6ではリアルタイム3Dエディターが搭載された

2025年12月2日(火)、オープンソースの2D/3DゲームエンジンGDevelop」のバージョン5.6がリリースされました。

バージョン5.6では、リアルタイムで3Dシーンをプレビューできるエディターが搭載されました。

「GDevelop 5.6」で搭載されたリアルタイム3Dエディター(画像は公式ブログより引用)

「GDevelop」は、Florian Rival氏を中心に開発されている2Dおよび3D向けゲームエンジン。MITライセンスのもと、オープンソースで提供されています。

コーディングが不要で直感的に制作できることを特徴としているほか、JavaScriptを用いた機能拡張にも対応しています。また、専用アプリケーションのほか、ブラウザでも操作可能です。

デスクトップやAndroid向けのパッケージ化など、基本的な機能は無料で利用可能。また、WebやiOS向けのパッケージ化などに対応した3種類の有償サブスクリプションプランも提供されています。

「GDevelop」プラン一覧。過去12か月間の収益が5万ドル以上の企業などは、Proプランを契約する必要がある(画像は公式サイトより引用)

このたび搭載された3Dエディターは、WASDキーやマウスでカメラを操作可能。また、Fキーで視点をオービット(※)に変更できます
※ 空間上の一点を中心として、被写体の周囲を旋回するように映すカメラワークのこと

オブジェクトはギズモで移動できるほか、グリッドスナップなどの機能も使用できます。

3Dエディターを確認する様子(画像は公式ブログより引用)

3Dエディターの使用方法などを紹介した公式YouTube動画

また3Dエディターでは、通常の3Dオブジェクトと同様にカスタムオブジェクト」(※)も編集可能です。
※ Unityの「プレハブ(Prefab)」にあたる機能で、複数のオブジェクトや設定をまとめてテンプレート化したもの

カスタムオブジェクトで作成された戦車のモデル。車体に可動式の主砲を取り付けている(画像は公式ブログより引用)

GDevelop公式サイトでは、3Dエディターの機能について解説したブログ記事が公開されています。

記事では今後の3Dエディターのアップデート計画についても言及。3Dエディターで2Dオブジェクトを操作可能とするほか、コリジョンやカスタムシェーダーなどに対応していくと述べています。

「GDevelop 5.6」アップデート内容の詳細は、公式ブログリリースノートをご確認ください。

「GDevelop 5.6: Real-Time 3D Editor Now Available」GDevelop公式ブログ「GDevelop 5.6」リリースノート | GitHub「GDevelop」公式サイト

関連記事

『NINJA GAIDEN4』開発事例、Cygames流マネジメント術など。ゲーム業界の大規模勉強会「GAME CREATORS CONFERENCE ’26」一部講演情報が公開
2026.01.20
ドイツのゲーム市場規模は約6,900億円に到達。「gamescom」共同主催のドイツゲーム産業協会、市場調査レポートを公開
2026.01.20
Unityで2Dボーンアニメーションを実装できる「2D Animation」の無料公式サンプルがリリース。Unity 6.3対応パッケージ
2026.01.19
3Dプラットフォーマーを作れる150種類以上のモデルを収録。無料アセットパック『Platformer Kit』アップデート版、Webサイト「Kenney」で公開
2026.01.19
シェーダーバリアントをコード編集なしで最適化。Unity 6.3新機能「ShaderBuildSettings」の活用術、サイバーエージェント「コアテク」が解説
2026.01.18
アークシステムワークスのTA・リードモデラー 本村氏が3Dモデリングの悩みを解決。視聴者質問への返答動画2本が公開
2026.01.17

注目記事ランキング

2026.01.14 - 2026.01.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!