この記事の3行まとめ
- 2Dアニメーション制作ソフト「Spine」、バージョン4.3がリリース
- 特定のフレームを直接呼び出してアニメーションを再利用できる機能「スライダー」が実装
- TranslateやRotateなど異なるタイプのプロパティを連動させてコンストレイントが行えるように
Esoteric Softwareは、ゲーム用2Dアニメーション制作ソフト「Spine」のバージョン4.3をリリースしました。
(画像はEsoteric Software公式Blueskyより引用)
「Spine」は、IK設定やアニメーションのレイヤー化といった機能を備えた、ゲーム用2Dアニメーション制作に特化したソフト。
作成したデータをUnityやアンリアルエンジンなどさまざまなゲームエンジン・開発環境で使用できる拡張ライブラリも提供されています。
SpineでIKを設定する様子(画像は公式サイトより引用)
「Spine 4.3」では、アニメーションを流用する際にキーフレームのコピー&ペーストを行わず、特定のフレームを直接呼び出して現在のポーズに適用できる機能「スライダー」が実装。
メッシュの変形、ボーンの回転、カラー変更、描画順序の入れ替えなど、複数のタイムラインを含むアニメーション全体を単一のスライダーで同時に制御できます。
同社公式ブログ記事ではスライダーの活用事例として、キャラクターがマウスカーソルを目で追う動きや、アナログ時計の針が1メモリずつカチッと進むアニメーションなどを確認できます。
(画像は公式ブログよりスクリーンショットで引用)
また、複数ボーンの動きを連携させる機能「トランスフォーム・コンストレイント」が刷新され、異なるタイプのプロパティ間でコンストレイントが可能に。
あるボーンの座標移動に伴い別のボーンを回転させたり、スケールを変更したりといった設定を行い、物体の複雑な挙動を表現できるようになりました。
(画像は公式ブログより引用)
Translate、Rotate、Scaleを連動して制御した事例。巻物の軸が回転すると、本体部分の縦幅や、軸に巻き取られたロール部分の厚さが変化する(画像は公式ブログよりスクリーンショットで引用)
そのほか、複数メッシュをドラッグで一度に選択できる機能や、一括でウェイトペイントを設定する機能などが追加されたほか、アニメーションのHTML出力に対応するなど、複数のアップデートが施されています。
詳細は同社の公式ブログをご確認ください。
「Spine 4.3」アップデート内容紹介|Esoteric Software公式ブログ