3D地理データを最適化できるクラウドサービス「Cesium ion」で、Googleマップの2D地図タイルを利用可能に。UE・Unityにインポートも可能

3D地理データを最適化できるクラウドサービス「Cesium ion」で、Googleマップの2D地図タイルを利用可能に。UE・Unityにインポートも可能

2025.10.07
ニュース3DCGUnityアンリアルエンジン
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この記事の3行まとめ

  • 3D地理データを最適化できるクラウドサービス「Cesium ion」で、Googleマップの2D地図タイルの取得・利用が可能に
  • 発表時点ではSaaS版「Cesium ion」で利用可能。Self-Hosted版では次期リリースより導入される
  • 「Cesium ion」のUE・Unity用プラグインを用いることで、プロジェクトに2D地図タイルを追加できる

CesiumGSは2025年10月2日(木)、「Cesium ion」でGoogle Maps 2D Tiles(※)を利用可能としたことを発表しました。
※ 「Google Maps Platform」が提供するAPIのひとつ「Map Tiles API」を通じてアクセスできるGoogleマップの2D地図タイルデータ

「Cesium」は、Web上で3D地理データを扱えるオープンソースのプラットフォーム。「Cesium ion」はその一環としてリリースされている、アップロードした3D地理データを3D Tiles(※)などに変換・最適化できるサービスです。

※ 同社が開発したオープンフォーマットの3D地理データ形式。地図をタイル状に分割し、必要な部分のみを読み込むことで高速で描画する技術「マップタイル」により、大規模な3D地理空間データを効率的にストリーミング・レンダリングできるように設計されている

(画像は「Cesium ion」紹介ページより引用)

このたび、Cesium ionのSaaS版(クラウドサービス版)で「Google Maps 2D Tiles」の地形データ・衛星画像といったアセットを利用可能となりました。Cesium ionアカウントでログイン後、Asset Depotよりデータを取得することでMy Assetsに追加できます。

Self-Hosted版(ローカル環境版)では次期リリースより「Google Maps 2D Tiles」に対応。SaaS版と連携することでアセットを利用できるほか、ユーザーサポートにアセット利用の設定を依頼することも可能です。

(画像はブログ記事より引用)

取得したアセットは、Cesiumのアンリアルエンジン・Unity用プラグインである「Cesium for UnrealCesium for Unity」を介して、エディターの「Quick Add」パネルよりプロジェクトに追加可能

またAPIを使用することで、アセットにオーバーレイなどの視覚効果を施せます。

「Cesium for Unreal」を導入したアンリアルエンジンのエディター。画像左側の「Quick Add」パネルに「Google Maps 2D Tiles」のアセットが一覧されていることが確認できる(画像はブログ記事より引用)

このたびの対応は、Microsoftが提供する地図サービス「Bing Maps」サービス終了(※)することを受け、移行措置の一環として実施されました。CesiumGSは今後もユーザーが十分な移行対応を行えるよう尽力すると述べています。
※ 無償ライセンス(Basic)は 2025年6月30日(現地時間)をもって提供終了。企業向け有償ライセンス(Enterprise)は2028年6月30日(現地時間)に廃止される

詳細はCesium公式サイトのブログ記事をご確認ください。

「Introducing Google Maps 2D Tiles in Cesium ion」Cesium Blog

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