この記事の3行まとめ
- ジェトロ、2025年度のSteam日本特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」の参加者を募集
- Steamページ公開だけでなく、来場者向け試遊提供・Steam上での一括セールなども実施される予定
- 企業だけでなく個人でも参加可能
JETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)は、2025年度のSteam日本特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」を作成し、海外ゲームイベントと連携したプロモーションへの参加する方を募集しています。
プロモーション実施期間は、2025年8月20日から2026年3月31日まで。参加費は無料です。
(画像はジェトロ公式サイトより引用)
ジェトロは、日本のゲーム関連事業者の海外展開を支援するため、Steamの地域プロモーション機能を活用した日本作品の特集ページ「MADE IN JAPAN COLLECTION」を展開しています。
本事業は、海外で開催される主要な国際ゲームイベントとの連携を検討しています。記事執筆時点において、連携が検討されているイベントは以下の5つです。
- gamescom 2025(ドイツ・ケルン:2025年8月20日~8月24日)
- Comic Con Africa(南アフリカ・ヨハネスブルグ:2025年8月28日~8月31日)
- Brasil Game Show 2025(ブラジル・サンパウロ:2025年10月9日~10月12日)
- Thailand Game Show 2025(タイ・バンコク:2025年10月16日〜10月19日)
- GDC 2026(アメリカ・サンフランシスコ:2026年3月9日〜3月13日)
プロモーション内容は各ゲームイベントによって異なりますが、ゲームイベントでのページの広報・来場者向け試遊提供・Steam上での一括セールといったことを実施する予定。
対象となるゲーム作品は、Steamでストアページが公開されている日本のゲーム作品で、リリース済みかどうかは問いません。
参加定員は50社ほどで、一部のプロモーションでは参加者多数の場合、中堅・中小企業が優先されます。
参加費は無料ですが、ジェトロが出展する海外ゲームイベントへの参加や渡航に関する補助、セール期間中の割引への補助はありません。
主な申し込み資格は次の通り。
- 日本のゲーム作品の海外販売に関する権利を有しており、その海外展開に対し意欲を持つ企業等であること
- ジェトロが運営するSteam日本特集ページに掲載可能なゲーム作品を有すること
- 海外バイヤーから引き合いや問い合わせがあった際、ビジネス英語での対応が可能な海外展開の責任者など、意思決定権を有する者が対応できること
- 次年度以降のより効果的な運用に向けて、ジェトロが行うアンケートに、事業実施期間中におけるSteam上でのアクセスおよび売上等に関するデータ、海外展開に繋がる商談成約およびその見込みを報告し、事業評価・成果普及に協力できること
ジェトロの担当者に話をうかがったところ、英語に関してはテキストベースでのやり取りで問題なく、商談も行う際は無料の通訳手配も可能な無料サービス「Japan Street」の活用も推奨していました。
また、申し込み・参加資格を満たしていれば企業ではなく個人での応募も可能、と回答いただきました。
『Japan Streetへようこそ』
申し込みの締切は2026年2月28日(土)17時ですが、より多くのイベントでプロモーションの機会を得るには、なるべく早期の申し込みが推奨されています。
申し込みの詳細などは、今回の発表をご確認ください。
2025年度Steam日本特集ページ:MADE IN JAPAN COLLECTION