この記事の3行まとめ
- Blenderを使った3DCGキャラクターのリギングにフォーカスした解説書『Blenderリギング』が2025年6月下旬に発売
- 全34章・304ページの構成で、Blender中級者やリグ初心者を対象としている
- 現場で採用されている手法や理論などについて述べられており、自分独自のリギングアプローチができるようになることを目指している
ボーンデジタルは、Blenderを使った3DCGキャラクターのリギングにフォーカスして解説した書籍『Blenderリギング』を2025年6月25日(水)に発売します。
総ページ数は304ページで、価格は7,700円(税込)。Amazon.co.jpなどで予約購入を受け付けています。
【近刊情報】Blenderで、日本語の、唯一のリグ専門書
■書籍『Blender リギング』(6月下旬発売予定) https://t.co/rJAK1cVW8i #blender #リグ pic.twitter.com/T8WObIORYL
— ボーンデジタル出版事業部 (@bd_publishing) May 7, 2025
【近刊情報】Blenderで、日本語の、唯一のリグ専門書
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— ボーンデジタル出版事業部 (@bd_publishing) May 7, 2025
本書は2023年に刊行された『A Complete Guide to Character Rigging for Games Using Blender』の日本語版です。
Blender中級者やリグ初心者を対象に、Blenderを使ってキャラクターにリギングで動きをつける方法について、基礎から応用までを包括的に解説した内容となっています。
本書は全34章構成。構成は以下の通り。
- 1章 はじめに
- 2章 全体像を考える
- 3章 ゲームリグとは
- 4章 Blenderのツールとコンセプト
- 5章 3D空間とトランスフォーム
- 6章 アーマチュア
- 7章 ボーン
- 8章 メッシュのトポロジーと変形
- 9章 シーンとモデルの準備
- 10章 名前をつける
- 11章 リグ制作のアプローチ
- 12章 ルートボーン
- 13章 体の変形スケルトン
- 14章 ボーンの向き
- 15章 ボディスケルトンの向き
- 16章 ウェイト
- 17章 ウェイトペイントの方法
- 18章 体のウェイト
- 19章 ウェイト転送のテクニック
- 20章 ボーンコンストレイント
- 21章 リギング定番のコンストレイント
- 22章 ボーン表示の最適化
- 23章 Bボーンリグ
- 24章 ドライバー
- 25章 リグの基本構成要素
- 26章 体のリグ
- 27章 補正ボーン
- 28章 フェイシャルリグ
- 29章 布と髪
- 30章 空間スイッチ
- 31章 プロップ
- 32章 リグの最終調整
- 33章 アニメーション
- 34章 エクスポート
著者のArmin Halac氏は本書について「単純に手順を真似するような構成にしたくありませんでした。本書の意図は『あなた独自のリギングへのアプローチができるようなツール&テクニックを提供すること』です」と述べています。
リギングの理論、実際のモデルへの適用方法などを業界標準のサンプルでサポートする他、リグの仕様や応用方法も解説。また、クオリティを高めるキャラクターの変形テクニックにも触れています。
『Blenderリギング』の詳細はボーンデジタルの書籍ページをご確認ください。
『Blenderリギング』ボーンデジタル書籍ページ