実写映像の人物や背景を置き換え、3DCGアニメーションを生成できる。AIツール「Wonder Studio」に新機能「Wonder Animation」がベータ版として導入

2024.10.31
ニュース3DCG
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この記事の3行まとめ

  • 実写映像内の人物を3DCGキャラクターに置換するAIツール「Wonder Studio」に新機能が搭載
  • 人物だけでなく背景も含めて3DCGへの置き換えが可能となった
  • 複数のショットで構成された実写映像にも対応している

2024年10月30日(現地時間)、Autodeskは、子会社のWonder Dynamicsが提供するAIツール「Wonder Studio」に、実写の映像から3DCGのシーン(※)を生成する新機能「Wonder Animation」がベータ版として搭載されたことを発表しました。
※ 3DCGにおける空間を表現するデータ。3Dモデルやライト、カメラの位置情報・アニメーションなどによって構成される

Wonder Studioは、撮影した実写の映像から、人物を指定した3DCGキャラクターに置き換えるWebベースのAIツールです。

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このたび導入されたWonder Animationは、実写映像内の背景やキャラクターを指定した3Dモデルに置き換え、3DCGのシーンとして出力します。同機能により、人物だけでなく背景も含めて実写映像から3DCGへ置換できるようになりました。

Wonder Animationの紹介動画

Wonder Animationは、複数のショットで構成された映像にも対応しています。生成されるシーケンス(アニメーション)において、ショット間でキャラクターやカメラの位置が連続性を保つように補正されます。

生成されたシーンは、MayaやBlender、アンリアルエンジン用のフォーマットへエクスポートが可能です。

(画像はリリースノートより引用)

Wonder Animationを利用するには、Wonder Studioの有料プランへの加入が必要です。

詳しい利用方法については、公式ドキュメント(閲覧にはログインが必要)をご確認ください。

プロジェクトの作成時、「Animation / Video to 3D Scene」を選択すると、Wonder Animationを利用できる(画像は公式ドキュメントより引用)

Wonder Animationについての詳細は、公式サイトおよび公式ニュース記事リリースノートをご覧ください。

公式ニュース記事Wonder Dynamics公式サイト

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