振動で「ズシンと重い」や「左右に揺れる」感触を表現!「ハプティクス」の紹介記事がakBlogで公開

2024.03.30
ニュースサウンド
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Audiokinetic、ハプティクスの概念やハプティクスのデザインツールを紹介する記事を「akBlog」で公開
  • ハプティクスとは利用者に力や振動、動きなどで皮膚感覚フィードバックを与える技術のこと
  • デザインツール「AMPTIX」は、Audiokinetic提供のオーディオミドルウェア「Wwise」と連携可能

Audiokineticは2024年3月19日、「Wwiseで実現するリアリティのあるハプティクス効果」と題した記事を「akBlog」上で公開しました。

本記事は、ゲーム用ハプティクスのデザインツール「AMPTIX」を開発しているミライセンスの代表取締役 香田 夏雄氏による執筆です。ハプティクスの概念や、Audiokineticの提供するオーディオミドルウェア「Wwise」とAPMTIXの連携などについて解説しています。

ハプティクスとは、利用者に力や振動、動きなどで皮膚感覚フィードバックを与えるテクノロジーのこと。ゲームにおいては、コントローラーの振動などがハプティクスの歴史の始まりとされています。

(画像はakBlogより引用)

同記事では、作成した効果音などの音声をもとに「AMPTIX」を用いて触感を作成する仕組みが解説されています。

同社の「力覚感」と呼ばれる技術を使えば、重みを感じたり、左右に振られたりする感覚をコントローラーの振動に入れ込むことが可能になるとのこと。

(画像はakBlogより引用)

AMPTIXは、プラグインを追加することでWwiseとの連携も可能です。記事では、プラグインを追加し、ハプティクスを再生するまでの具体的な連携手順が記載されています。

また、プラグイン追加後のWwise上で利用可能な「RTPC再生」などについても紹介されています。これは、コントローラーを振動させたままハプティクスのパラメーターを変更し、リアルタイムで確認しながら編集できる機能です。

詳細は、akBlogをご確認ください。

「Wwiseで実現するリアリティのあるハプティクス効果」akBlog

関連記事

Cygames、『GRANBLUE FANTASY: Relink』のフォーリーサウンド制作記事を公開。四騎士の足音の演出方法などの実例を多数紹介
2024.10.17
『塊魂』サウンドから見る「愛のあるモノづくり」。音で『塊魂』を想起させるために企画・実行したこと【CEDEC2024】
2024.10.09
ゲームの効果音やアニメなどの「サウンドデザイン」をテクノロジーの観点から解説した書籍、10/16(水)よりコロナ社から発売
2024.10.07
『祇(くにつがみ)』の「穢れサウンド」は振動スピーカーの音をリアンプして実現。カプコンサウンドチームの8,000字超のSE制作インタビュー、CAP’STONEにて公開
2024.09.16
C#開発環境でオーディオ・映像開発ミドルウェア「CRIWARE」が使用可能に。「CRIWARE for C#」をCRI・ミドルウェアが発表
2024.08.27
ソニー、立体音響のゲームサウンド制作をサポートするソフト「Gaming Virtualizer by 360 Reality Audio」を提供開始。「Wwise」用プラグインとして
2024.08.19

注目記事ランキング

2024.10.16 - 2024.10.23
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

法線
ホウセン 頂点がどの方向に向いているのかを決定するベクトル情報。ライティング情報を受けて、どのような方向に陰影を作リ出すかを決定する処理に利用する。 マテリアル内で、計算やテクスチャ情報により法線をコントロールすることで、メッシュそのものを弄らずに立体感を出すことが可能。 面の表裏を表す面法線もある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!