この記事の3行まとめ
- ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、Unityのノウハウや機能について解説した3冊の電子書籍の日本語版を無料公開中
- クリーンコードを作る手順書「スタイルガイド」の制定に関する知見や、HDRPのライティング手法を解説した書籍も
- Web上で閲覧できるほか、PDFのダウンロードも可能
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、Unityに関するノウハウや機能を解説した電子書籍3冊を、同社の公式サイト上で無料公開しています。
これら3冊の書籍はすべて、以前Unity Technologiesが公開した電子書籍の日本語版にあたります。Web上での閲覧とPDFファイルでのダウンロードが可能で、いずれもユーザー登録などは不要。
C#スタイルガイドを作成する:拡張性のある、よりクリーンなコードを書く
(画像はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式Xより引用)
『C#スタイルガイドを作成する:拡張性のある、よりクリーンなコードを書く』は、全59ページからなる資料です。
可読性が高く管理しやすいクリーンコードを作成するための作業指針をまとめた手順書「スタイルガイド」の制定について、Unityのシニアエンジニアなどの専門家によるアドバイスが記載されています。
コードの命名規則やフォーマット、クラスの扱い方、メソッドの使用方法などに関する知見が紹介されています。
『C#スタイルガイドを作成する:拡張性のある、よりクリーンなコードを書く』HD レンダーパイプライン( HDRP ):ライティングを有効に活用するのに最も信頼性の高いガイド
(画像はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式Xより引用)
『HD レンダーパイプライン( HDRP ):ライティングを有効に活用するのに最も信頼性の高いガイド』は、全100ページの資料です。
Unityを使用するテクニカルアーティストなどを対象に、UnityのHDRP(High Definition Render Pipeline)における物理ベースでのライティング手法を解説しています。カメラと被写体の角度や距離を制御してライトを素早く設定する「Light Anchor」システムや、自然な見た目の雲を生成する「Cloud Layer」などについても紹介しています。
なお、本書籍は「Unity 2021 LTS」の環境をもとに執筆されています。
『HD レンダーパイプライン( HDRP ):ライティングを有効に活用するのに最も信頼性の高いガイド』テクニカルアーティスト向け:機軸となるツールセットとワークフロー
(画像はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式Xより引用)
『テクニカルアーティスト向け:機軸となるツールセットとワークフロー』は、全92ページからなる資料です。
Unityにおけるレンダーパイプラインやシェーダー、ライティング、アニメーションシステムなど、テクニカルアーティストに向けたUnityの機能や知識などを幅広く解説しています。
なお、本書籍は「Unity 2021 LTS」以降のバージョンで使用可能なUnityの機能について取り上げられています。
『テクニカルアーティスト向け:機軸となるツールセットとワークフロー』Unity公式サイト 電子書籍一覧