ユーザーが作った便利なBlenderアドオンを無料で使える!Blender 4.2 Alphaに拡張機能プラットフォーム「Blender Extensions」が登場

2024.03.21
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この記事の3行まとめ

  • ユーザーが作成したAdd-ons/ThemesをBlender 4.2 Alpha上で利用できるプラットフォーム「Blender Extensions」がリリース
  • GNU GPL v2.0ライセンスのもと、プラットフォーム内のAdd-ons/Themesが無料で利用可能
  • Blender 4.2 Manualに拡張機能の作成方法も記載されている

オープンソースの無料3DCGツール「Blender」に作成したAdd-ons/Themesをユーザー同士で共有できるプラットフォームBlender Extensionsがリリースされました。

本機能は「Blender 4.2 Alpha」で実験機能を有効にすることで利用できます。

画像は公式ページのスクリーンショット

このプラットフォームにアップロードできるのはGNU GPL v2.0(以降、GPLと表記)準拠のプログラムのみです。GPLはオープンソースのライセンスで、プログラムはその規約の範囲内でコピー・改変・再配布が可能です。

このため、プラットフォームに掲載されている拡張機能は無料です。

拡張機能は設定画面の[Experemental]から[Prototypes] -[Extensions]を有効にすると利用できます。

「Blender Extensions」を有効にすると、Add-ons/Themesを設定画面からBlenderに直接インストールできる(画像は公式ページより引用)

「Blender Extensions」のページでは、アセットストアのようにAdd-ons/Themesを一覧できます。

インストールしたいAdd-ons/Themesの詳細ページの「Get Add-on」ボタンを押し、表示された「Drag and Drop into Blender」をBlenderにドラッグアンドドロップすると拡張機能をインストールできます。

(画像は公式ページより引用)

(画像は公式ページより引用)

(画像は公式ページより引用)

(画像は公式ページより引用)

なお、インストールした拡張機能の自動更新機能は実装されておらず、手動でアップデートを確認する必要があります。

Blender 4.2 Manualには拡張機能の作成方法も記載されています。

詳細は、公式ページをご確認ください。

Blender Extensions「Extensions」Blender 4.2 Manual

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