この記事の3行まとめ
Unity Technologiesは、『New OpenUSD packages now available』と題する記事をUnity公式フォーラムにて公開し、USDファイルのUnityへのインポート・エクスポートやC#での操作をサポートする、新しいパッケージのバンドルをリリースしたことを公表しました。
USDとは、さまざまなDCCツールで使用可能な、ジオメトリやマテリアル、カメラ、ライトなどを含む3Dシーンを保存したファイルフォーマットです。
本バンドルには、以下の3つのパッケージが含まれます。
これらのパッケージはUnity 2023.1以降で使用可能です。
USD Importer(com.unity.importer.usd)
UnityへのUSDファイルのインポートをサポートします。
対応している形式は.usd、.usda、.usdc、.usdzです。
インポートされたアセットは、Unityのアセットデータベースにアーティファクトとして保存されます。
USD Exporter(com.unity.exporter.usd)
UnityからUSDファイルのエクスポートをサポートします。
対応している形式は.usda、.usdc、.usdzです。
USD C# SDK(com.unity.usd.core)
C#からUSDファイルを操作するためのUSDライブラリへのアクセスを可能にします。
このパッケージは、USD Importer/USD Exporterのベースとなっていて、これらをインポートすると自動でインポートされます。
USDファイルのインポート/エクスポートをする場合は、このパッケージを手動でインストールする必要はありませんが、独自でカスタムしたUSDツールを作成する場合、このパッケージを手動でインストールする必要があります。
また、GitHubのリポジトリには、サンプルシーンのソースコードが含まれています。C#でのUSDの使用をサポートするように設計されたライブラリと、USDファイルをインポート/エクスポートするためのコードが含まれています。
詳細はUnity公式フォーラムをご確認ください。
New OpenUSD packages now available | Unity公式フォーラム