この記事の3行まとめ
Autodeskは、3DCGツール「Maya」の最新バージョン『Maya 2024.2』をリリースしました。
今回のアップデートでは、『Maya 2024』で追加された新機能「LookdevX」を含むさまざまな機能の強化や改善が行われています。
Maya 2024.2 リリース!
Maya 2024.2 では LookDevXの機能が強化されました。
またリトポロジ エッジの特徴を保持したシンメトリやタイムスライダのキーフレームカラー表示など、複数の機能強化や改善が行われています。
より詳しい情報は下記のページをご覧くださいhttps://t.co/mbsawnco62#maya3d
— Autodesk M&E Japan (@autodesk_me_jp) November 21, 2023
Maya 2024.2 リリース!
Maya 2024.2 では LookDevXの機能が強化されました。
またリトポロジ エッジの特徴を保持したシンメトリやタイムスライダのキーフレームカラー表示など、複数の機能強化や改善が行われています。
より詳しい情報は下記のページをご覧くださいhttps://t.co/mbsawnco62#maya3d
— Autodesk M&E Japan (@autodesk_me_jp) November 21, 2023
「LookdevX」にノード単体の効果を確認できる機能が導入
Maya内でカスタムマテリアルを作成できる「LookdevX」に、ノードを「ソロ化」して確認する機能が導入されました。
機能の使用中は、ソロ化したノードと、その上流ノードの影響のみがプレビューに反映されます。各ノードがマテリアルに与えている効果を個別に確認できるため、トラブルシューティングが容易になります。
LookdevXには、ノードとマテリアルのコピー&ペーストへの対応に加え、メモとして使用できるBackdropノードの追加なども行われています。
「近接ラップデフォーマ」使用時の意図しない変形が抑制できるように
リギング関連では、特定のジオメトリの変形に応じて別のモデルを同時に変形できる「近接ラップ(Proximity Wrap)デフォーマ」に新たなオプションが追加されました。
モデル同士の位置関係に関するバインド方法に「Snap」オプションが追加されたことにより、従来の「Driver」オプションで起こっていた意図しない変形が回避できるようになります。
タイム スライダ上のキーフレームをカテゴリで色分けする機能が追加
アニメーション関連では、タイム スライダ(Time Slider)上のキーフレーム表示を色分けして確認できるようになりました。
タイム スライダ上で「色分けされたキー」を選択することで、青(移動)や黄色(回転)、緑(スケール)、白(その他)のアイコンがキーの上に表示されます。
ほかにも、アルゴリズムの更新によるリトポロジのパフォーマンス向上や、新たな数値処理ノードの追加なども行われています。
詳細は、公式サイトや公式ヘルプ、リリースノートをご確認ください。
『Maya 2024.2 リリース』Autodesk公式サイト公式ヘルプ『Maya 2024.2 Update の新機能』