この記事の3行まとめ
- Unity Technologiesが電子書籍『RECIPES FOR SHADERS AND VISUAL EFFECTS』を無料で公開
- URPを使用した12種類のビジュアルエフェクトについて解説
- サンプルプロジェクトも無料でダウンロード可能
Unity Technologiesは、電子書籍『RECIPES FOR SHADERS AND VISUAL EFFECTS』をUnity Blogで紹介しました。
画像はUnity Blogより引用
電子書籍『RECIPES FOR SHADERS AND VISUAL EFFECTS』は、URP(※)を使用したビジュアルエフェクトのガイドです。12種類のビジュアルエフェクトの解説を記載しています。Unity Blogでは、ガイドに記載されているビジュアルエフェクトの概要を紹介しています。
※ Universal Render Pipeline。Unityで使用されている、モバイル機でも動くように最適化されたレンダリングパイプライン
ガイドでは以下のビジュアルエフェクトを解説しています。
- Stencils
- Instancing
- Toon and Outline shading
- Ambient Occlusion
- Decals
- Water
- LUT for color grading
- Lighting
- Shadows
- Light Probes
- Screen Space Refraction
- Volumetrics
Screen Space Refraction 法線マップを使用して、屈折を表現している(画像はUnity Blogより引用)
ガイドの中では、Unityで制作されているオープンワールドRPG『原神』で使われた草のようにマルチプラットフォームでもパフォーマンスのいいエフェクトの作り方も取り上げられています。
また、サンプルプロジェクトも無料で配布されており、実際に手を動かして確認することが可能です。サンプルプロジェクト内のどのファイルを参照すればよいかは、ガイドの各項目の冒頭部周辺に太字で記載されています。
Stencils レンダラー機能のサンプル。虫眼鏡を通すと机が透けて見える(画像はUnity Blogより引用)
また、Built-in Render PipelineからURPへの移行やURPの使用方法については、電子書籍『Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators』が紹介されています。
詳細は、電子書籍『RECIPES FOR SHADERS AND VISUAL EFFECTS』とUnity Blog「Now available: 12 recipes for popular visual effects using the Universal Render Pipeline」をご確認ください。
電子書籍『RECIPES FOR SHADERS AND VISUAL EFFECTS』Unity Blog「Now available: 12 recipes for popular visual effects using the Universal Render Pipeline」