オープンソースツールキット『PLATEAU SDK for Unity』と『PLATEAU SDK for Unreal』の正式版がGitHubで公開。3D都市モデル内を自動車で走行できるサンプルも提供

2023.03.02
ニュースUnityアンリアルエンジン
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この記事の3行まとめ

  • 『PLATEAU SDK for Unity』と『PLATEAU SDK for Unreal』の正式版がリリース
  • 「PLATEAU」は、国土交通省が主導する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト
  • ゲームサンプルアプリを使ったチュートリアル記事も公開されている

PLATEAUは、『PLATEAU SDK for Unity』と『PLATEAU SDK for Unreal』の正式版をGitHubにて公開しました。

PLATEAU(プラトー)は、国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクト。3D都市モデルはCC BY4.0などのオープンライセンスを採用し、商用利用も可能です(※)。

本SDKは、PLATEAUの提供する3D都市データを活用したアプリの開発や都市シミュレーションなどを行うためのツールキットで、以下の4つの機能が利用できます。

※ ただし、コンテンツの中には、国以外の第三者が著作権その他の権利を有している場合があるとしています。権利処理済であることが明示されているものを除き、利用者の責任で、当該第三者から利用の許諾を得てほしい旨が規約に掲載されています。

都市モデルインポート機能

PLATEAUの3D都市モデル標準製品仕様書(第2版シリーズ)に準拠しているすべての3D都市モデルデータを、Unreal EngineやUnityにインポートできます。

PLATEAU SDKでのデータの流れ(画像は公式サイトより引用)

都市モデル調整機能

インポートされた3D都市モデルの見た目を、以下の設定によって表示・非表示を切り替えられます。

  • LOD
  • 地物タイプ
    • 建築物、道路、起伏等
    • 最小地物単位でインポートされている場合、壁面、屋根面等面単位での表示/非表示ができます。

属性情報取得機能

ブループリント・C++(『PLATEAU SDK for Unreal』のみ)、C#(『PLATEAU SDK for Unity』のみ)ユーザー向けのAPIを取得できます。

APIを利用すると、CityGMLに含まれるすべての属性情報にアクセス可能。属性情報取得機能の詳細については、こちらをご確認ください。

 CityGMLとゲームエンジンでのオブジェクトの対応(画像は公式サイトより引用)

都市モデルエクスポート機能

インポートされた3D都市モデルをOBJなどの3Dファイル形式でエクスポート可能です。出力設定は以下の通り。

ファイル形式 OBJ、FBX、glTF
テクスチャ 出力するメッシュにテクスチャを含めるかどうかを選択
非アクティブオブジェクトを含める 都市モデル調整機能で非表示に設定されたオブジェクトを含めるかどうかを選択
座標変換 出力座標系をLocal(Unityでの座標)とPlane Cartesian(平面直角座標)から選択
座標軸 出力されるメッシュの座標軸を設定

PLATEAU公式サイトでは、PLATEAU SDKの利用方法や、ゲームサンプルアプリを活用したチュートリアル記事が公開されています。

『PLATEAU SDK for Unity』版のチュートリアル記事はこちらから、『PLATEAU SDK for Unreal』版はこちらからご確認ください。

3D都市モデル内を自動車で走行できるゲームサンプルアプリ(画像は公式サイトより引用)

「PLATEAU」公式サイト『PLATEAU SDK for Unreal』『PLATEAU SDK for Unity』

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