AWS、OpenXR対応のUnreal Engine VRサーバーをAWSに構築するための解説記事を公開

2022.12.12
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この記事の3行まとめ

  • AWSブログにて『OpenXRに対応したUnreal Engine VR ServerのAWS上への構築方法』と題した記事が公開
  • OpenXR対応のUnreal Engine VRサーバーをAWS上にデプロイし、クライアントとしてMeta Quest 2で接続する方法について解説
  • VRサーバーの試用が完了したら、料金が追加で発生しないようにEC2インスタンスを停止、終了させることを注意点として挙げている

Amazon Web Servicesは、『OpenXRに対応したUnreal Engine VR ServerのAWS上への構築方法』と題した記事をAWSブログにて公開しました。

(画像はAWSブログより引用)

本記事ではUnreal Engine 5でVRプロジェクトをセットアップし、サーバービルドを作成。ビルドしたサーバーをAmazon Elastic Compute Cloud (EC2)にデプロイし、Meta Quest 2または別のOpenXR(※)プラットフォームで接続する手順について解説しています。

※ XRプラットフォームとデバイスにおけるロイヤリティフリーかつオープンスタンダードな標準規格

記事は下記のパートに分かれており、画像を交えながら順を追って丁寧に説明されています。

  • Part 1 : AWSでのセットアップ
  • Part 2 : OpenXRを使ったUnreal Engine 5 プロジェクトのセットアップ
  • Part 3 : ウィジェット メニュー
  • Part 4 : VR Pawn
  • Part 5 : サーバーのパッケージ化とアップロード
  • Part 6 : Meta Quest 2クライアントビルドのパッケージ化とロード

UE VRサーバーがAWS上で動作し、Meta Quest 2からサーバーに正常に接続できた際の例(gif画像はAWSブログより引用)

また、VRサーバーの試用が完了したら、料金が追加で発生しないようにEC2インスタンスを停止、終了させることを注意点として挙げています。

設定方法など詳細については、AWSブログをご確認ください。

『OpenXRに対応したUnreal Engine VR ServerのAWS上への構築方法』AWSブログページ

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