この記事の3行まとめ
- Unity Technologiesが「Unity 6.7 Beta(6000.7.0b1)」を公開
- Netcode for Entitiesでは、ホスト時のサーバー用Worldとクライアント用Worldを単一化する「Single World Hostモード」がデフォルト設定に追加
- ShaderBuildSettingsに、シェーダーキーワードを自動で動的分岐へ一括変換する「fast buildモード」が追加
Unity Technologiesは2026年9月17日(現地時間)、「Unity 6.7 Beta(6000.7.0b1)」をリリースしました(※)。
「Unity 6.7 Beta」は、Unity Hubより無料でインストールできます。
※ 記事執筆時点における最新版は6000.7.0b2
(画像はUnity Discussionsより引用)
同社は「Unity 6.0 LTS」のリリース以降、UnityのLTSバージョンを毎年リリースすることを目標に掲げています。
次期LTSバージョンとなる「Unity 6.7」は2026年末頃に正式リリースを予定していることがアナウンスされています。
「Unity 6.7 LTS」の開発動向を含むUnityのロードマップが語られた「Unite 2025」講演アーカイブ
Unity 6.7 Betaでは、マルチプレイヤーゲーム向けパッケージ「Netcode for Entities」に、クライアントホスト型サーバー向けの新たなWorld生成・実行方式「Single World Hostモード」がデフォルト設定として追加。
これまでプレイヤー自身がホストとなってマルチプレイゲームを作成する場合、Unity内部では「サーバー用のWorld」と「クライアント用のWorld」の2つが別々に起動していました。新モードではこれらが単一のWorldとして統合され、オーバーヘッドや不要なシリアライズなどを除去できます。
また、ShaderBuildSettingsについては、シェーダーキーワードを自動で動的分岐へ一括変換する「fast buildモード」が実装。通常のシェーダーコンパイルで発生するバリアントの生成コストを抑えることでイテレーションを向上できるとしています。
2D開発機能については、Light 2DとShadow Caster 2Dでカスタムマテリアルを設定し、独自に作成したシェーダーで描画することが可能となりました
またProfilerウィンドウには、アプリケーション実行中のUnityWebRequestのアクティビティを計測・分析し、処理中のリクエスト数や送信・受信バイト数などのステータスを表示できる「Web Requests」モジュールが追加。
そのほか、UI ToolkitのPanel Rendererコンポーネントに、UI要素を3D空間内の特定対象へ追従させるTrack Screen Space Positionトグルが追加されたほか、従来提供されていたLocalizationパッケージが強化・再構成され、エンジンのビルトイン機能として統合されるなど、さまざまな機能追加・変更が実施されています。
「Unity 6.7 Beta」のアップデート情報についてはリリースノートをご確認ください。
「Unity 6000.7.0 Beta」リリースノートUnity 6.7 Beta is now available | Unity Discussions