この記事の3行まとめ
- Google、「Android 17」を2026年6月16日(現地時間)に正式リリース
- 「Google Pixel」シリーズに対して先行公開。今後ほかの機種にも順次適用予定
- アプリをフローティング表示できる「バブル」機能や、ガベージコレクションを効率化する仕組みなどが実装された
Googleは2026年6月16日(現地時間)、同社が開発するモバイル端末向けOS「Android 17」を正式にリリースしました。
(画像はAndroid開発者ブログより引用)
「Android 17」は2026年2月~4月にかけて提供されてきたベータ版を経て、このたび正式版がリリースされました。
「Google Pixel」シリーズに対して先行公開されており、今後ほかのスマートフォンにも順次適用を予定しています。
アプリをフローティング表示する「バブル」機能が強化
アプリアイコンを長押しすることで別ウィンドウを立ち上げ、別のアプリ画面上にフローティング表示できる機能「バブル」が実装されました。
あらゆる形式のタブレットデバイスで本機能を利用可能。また、折りたたみ式スマートフォンなど大型ディスプレイを搭載した端末では、フローティング表示中のアプリの最大化・ウィンドウサイズの変更・表示切替などが可能なサイドバー「バブルバー」を利用できます。
柔軟にレイアウトを構築可能となったことでマルチタスク性能が強化されたと語られています。
「バブル」の例。画面下部のアイコン群が「バブルバー」(画像はAndroid開発者ブログより引用)
メモリ使用量に上限を課し最適化する機能や、新たなGCの仕組みなどが実装
「Android 17」ではBeta 4以降、デバイスの総RAM容量に基づいたアプリのメモリ制限を設けることで、CPUやバッテリーの使用率を抑制し、ひいてはバックグラウンド処理の強制終了といった問題の回避を図っています。
正式リリースに伴い、未使用コードやリソースを消去することでバイトコードのメモリ使用量を削減する「R8オプティマイザ」などの新機能が実装。
また、ガベージコレクションの仕組みが改善。短期間で不要となるデータと長期間保持するべきデータを分類し、前者を高頻度かつ軽微な負荷で消去する「Young-Generation」が導入されました。そのほかにもパフォーマンス改善を目的とした多数の改善が施されています。
メモリ制限に役立つ「Android R8 構成アナライザ(Configuration Analyzer)」(画像はAndroid開発者ブログより引用)
そのほか、GeminiなどのAIアシスタントがアプリ機能に直接アクセスし、ユーザーに変わってタスクを遂行できる仕組みを実装可能となったほか、大画面デバイスにおいてアプリ画面のサイズ・向きを固定化する設定が無効化されるなど、さまざまなアップデートが行われています。
なお本バージョンでは、折りたたみ式スマートフォンをゲームハードとして運用できる「ゲーミング モード」が、今後数か月以内に導入される予定です。
ディスプレイの折り目を境界線に、上半分がゲーム画面・下半分がゲームパッドとして機能します。外付けコントローラーも使用可能で、ボタンのリマッピング機能も搭載されるとのこと。
そのほか、高画質ゲーム向けのメモリクリーンアップについても、より効率化したと語られている(画像はGoogle Japan Blogより引用)
詳細は、Android開発者ブログや、同社の日本法人が運営する公式ブログ「Google Japan Blog」をご確認ください。
Android 17 is here|Android開発者ブログAndroid 17 が登場|Google Japan Blog