オープンソースの2Dゲーム開発フレームワーク「Phaser 4」正式リリース。WebGLレンダラーが刷新され、100万個以上のスプライトを描画可能に

オープンソースの2Dゲーム開発フレームワーク「Phaser 4」正式リリース。WebGLレンダラーが刷新され、100万個以上のスプライトを描画可能に

2026.04.13
ツール・開発環境ニュース2D・イラストゲームエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • オープンソースの2Dゲーム開発フレームワーク「Phaser 4」が正式にリリース
  • WebGLレンダラーが刷新され、処理速度が最大100倍となったほか、一度に100万個以上のスプライトを描画可能に
  • エフェクト機能とマスク機能が1つのフィルターシステムに統合。ライティング機能なども改善された

Phaser Studioは2026年4月11日(土)、オープンソースの2Dゲーム開発フレームワーク「Phaser」のバージョン4.0.0Phaser 4)を正式にリリースしました。

「Phaser v4.0.0」アップデート内容紹介動画

Phaser」は、HTML5の2Dゲーム開発に特化したJavaScriptライブラリ。WebGLおよびCanvasでのレンダリングに対応しており、コーディングにはJavaScriptまたはTypeScriptを使用します。

アニメーションや物理演算、入力システムなど、ゲーム開発に必要な一連の機能を搭載。制作したゲームはロイヤリティフリーで配布・販売できます。

ライブラリ本体はオープンソースとして公開されており、MITライセンスのもと無料で利用可能。また、有償機能としてビジュアルエディターが提供されており、サブスクリプション形式でライセンスを購入できます。

(画像はGitHubより引用)

バージョン4.0.0ではWebGLレンダラーが刷新され、従来のAPIを引き継ぎ採用しつつパフォーマンスが向上。最大100倍の処理速度を発揮できるほか、1回のドローコールで100万個以上のスプライトを描画可能となりました。

また、ブルームやブラーなどのエフェクト機能とマスク機能が1つのフィルターシステムに統合されました。ライティング機能も強化され、イメージベースドライティング(IBL)をサポートしたほか、セルフシャドウを1行のコードで実装可能となるなど複数の改善が施されています。

そのほか、有料のビジュアルエディターにAIチャットボットを用いたアシスタント機能が搭載されるなど、多岐にわたるアップデートが行われています。

詳細は公式サイトGitHubのリリースノートをご確認ください。

「Phaser v4.0.0」リリースノート|GitHub「Phaser」公式サイト

関連記事

C#の文法とC++のパフォーマンスを両立した言語「Beef」で構築。オープンソース&無料の3Dゲームエンジン「Sedulous Engine」、MITライセンスで提供中
2026.08.13
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/8/8】
2026.08.08
「シャドバらしさ」と「革新性」が融合。『Shadowverse: Worlds Beyond』UIデザイン・アニメーション演出の設計思想【CEDEC2026】
2026.08.05
『アサクリ4』リメイク版のコンセプトアート・3Dアニメーションなど500点以上、ArtStationの記事で無料公開
2026.08.05
3Dゲームエンジン「Leadwerks Game Engine 5.1」リリース。レンダラー刷新でライティング性能が強化、GPU要求スペック引き下げ、独自のアップスケーリング技術も導入
2026.08.02
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/8/1】
2026.08.01

注目記事ランキング

2026.08.10 - 2026.08.17
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ラグドール(Rag Doll)
ラグドール ぬいぐるみを意味する英語。 ゲームにおける、キャラクターの全身が脱力したかのような挙動を行う物理シミュレーション。ラグドール物理。 例えば、上空からの落下やキャラクターが死亡した際に用いられる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!