ノスタルジックな2.5Dゲーム映像の技法、サムザップが記事&モックで紹介。彩度を操り“脳の錯覚”で遠近感を生む手法など

ノスタルジックな2.5Dゲーム映像の技法、サムザップが記事&モックで紹介。彩度を操り“脳の錯覚”で遠近感を生む手法など

2025.09.19
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この記事の3行まとめ

  • サムザップ、「『ノスタルジック × 3D表現技術』で生まれる新たな世界観」と題した記事を公開
  • 昔ながらの2.5Dゲームを彷彿とさせる映像表現について、モックアップ動画と併せて紹介している
  • 彩度の違いで遠近感を生む技法など、“脳の錯覚”を利用した空間表現などが語られている

サムザップは2025年8月29日(金)、「『ノスタルジック × 3D表現技術』で生まれる新たな世界観」と題した記事を、同社公式noteで公開しました。

記事では、ドット絵と3Dを掛け合わせた2.5D映像の表現技法について、実際に制作されたモックアップ動画と併せて紹介されています。

記事の執筆者は、『クロノ・トリガー』や『ファイナルファンタジーVII』などのタイトルに携わってきた同社アートディレクターの中谷 幸夫氏。

モックアップ動画は、同氏および社外クリエイター1名の合計2名により制作されました。制作期間は約10営業日。「少人数でも制作可能な、懐かしくも新しい映像体験」を目標に掲げたとのこと。

制作されたモックアップ動画は同社公式noteに掲載されています。

ノスタルジックな世界観を演出するため、キャラクターは3頭身&解像度の低いピクセルアートで描写。

フォントは1bitの手打ちドットを想起させるデザイン(画像はnote記事より引用)

制作コンセプトとして、“脳の錯覚”を利用した立体表現などが取り入れられています。

一例として、湖に浮かぶ船など手前に位置するオブジェクトの彩度を上げ、背景の彩度を下げてぼかすことで、自然と奥行きを感じさせる演出が施されています。

また、キャラクターと街のスケールに差をつけたり、船のサイズに対して波を大きめに描いたりすることで、ミニチュア風の質感を生み出すといった工夫も用いられています。

(画像はnote記事より引用)

特撮映像の技法から着想を得た表現も導入しています。記事中では、カメラがキャラクターの周囲を回り込む際、背景の建物をリアルタイムで移動させる空間表現が紹介されています。

(画像はnote記事より引用)

そのほか、スーパーファミコンなどのゲーム作品を彷彿とさせるアイソメトリックを作り出した事例や、イメージベースドライティング(※)などを用いて水面の反射や空の色をリアルタイムで調整したことなどが語られています。
※ 実際に撮影した写真などを光源情報としてレンダリングする手法

詳細はサムザップのnote記事をご確認ください。

「『ノスタルジック × 3D表現技術』で生まれる新たな世界観」サムザップ公式note

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