この記事の3行まとめ
- REALITY、「UnityのWebビルドで作るブラウザ版REALITY」と題した記事を公開
- 同社のライブ配信アプリ「REALITY」のブラウザ版を開発した技術について解説している
- JavaScriptからUnityの実装を呼び出すライブラリ「UnityWebSDK」を独自に開発
REALITYは2025年4月9日(水)、「UnityのWebビルドで作るブラウザ版REALITY」と題した記事を同社の公式noteにて公開しました。
同記事は、同社が運営するモバイル向けライブ配信アプリ「REALITY」のブラウザ版(※)における開発技術について解説しています。
※ エイプリルフール企画として2025年4月1日(火)~4月7日(月)に期間限定で公開されたもの。記事執筆時点、すでに公開を終了している
#REALITYnote を更新しました!
UnityのWebビルドで作るブラウザ版REALITYhttps://t.co/qwcqiEKxGV#REALITY #メタバースをつくろう #エンジニア— REALITY株式会社 (@reality_jp) April 9, 2025
REALITYは、3Dモデルのアバターを自作してライブ配信を行えるモバイル向けアプリ。
同アプリは、3Dアバターを表示する機能はUnity、プロフィールの表示やチャット機能などはiOS/Androidのネイティブアプリで実装しています。
ブラウザ版REALITYの場合、3Dアバター関連の機能をUnityのWeb向けビルドで実装し、そのほかの機能をJavaScriptフレームワークで実装。実際にリリースすると仮定した際に取り回しが効きやすいように、既存のUnityプロジェクトにWeb用のコードを統合する方針が採られています。
モバイルアプリにおける各機能の実装方法を表した図(画像はブログ記事より引用)
モバイル版アプリにおいては、ネイティブアプリとUnity間の連携にはUaaLのAPIが利用できましたが、このAPIはブラウザに対応していません。そこで同社は、Unity部分をライブラリとして抽象化し、JavaScriptから呼び出し可能にする「UnityWebSDK」を開発しました。
Webビルドでは動作しない既存のコードやシェーダーについては、代替手段への変更やWebGLの仕様に合わせた修正を施しています。
詳細は同社のnoteをご確認ください。
「UnityのWebビルドで作るブラウザ版REALITY」REALITY公式note