ゲームプログラミングにおけるデザインガイド、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが日本語版の電子書籍を無料公開

ゲームプログラミングにおけるデザインガイド、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが日本語版の電子書籍を無料公開

2024.09.30
ニュースゲームづくりの知識公開資料まとめUnityプログラム
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • プログラマー向けに、Unityにおけるデザインパターンなどを解説した電子書籍が無料で公開
  • 2023年10月に公開された『Level up your programming with game programming patterns』の日本語版PDF
  • 2024年7月には、Unity 6などに対応したバージョンも公開されている(記事執筆時点では英語版のみ公開)

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、電子書籍『ゲームプログラミングパターンでプログラミングをレベルアップ』を無料で公開しました。

閲覧の際、ユーザー登録などは不要。また、PDFファイルでのダウンロードが可能です。

本書籍は、Unity Technologiesが2023年10月に公開した電子書籍『Level up your programming with game programming patterns』の日本語版にあたる、全99ページのPDF資料です。

プログラマー向けに、ゲーム開発におけるデザインパターンの種類や、SOLIDの原則(※)などを紹介。また、Unityプロジェクトでそれらのパターンを使用するための具体例なども、コード付きで解説しています。

※ オブジェクト指向プログラミングで変更・理解・再利用しやすい設計を実現するための原則。単一責任、オープン/クローズド、リスコフの置換、インターフェイス分離、依存性逆転の5つの原則からなる

(画像はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 公式Xより引用)

なお、2024年7月には、本書籍の更新版である『Level up your code with design patterns and SOLID』も公開。解説するパターンの種類が増えたほか、Unity 6での使用を前提としたコード表記となるなどの改訂が行われています。

こちらもユーザー登録不要かつ無料で、閲覧およびPDFダウンロードが可能。ただし、記事執筆時点では英語版のみ公開されています。

関連記事
Unity Technologies、プログラマー向けデザインガイドの電子書籍をアップデート。ストラテジーなど4種のパターンが追加され、Unity 6対応に
2024.07.26

詳細は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイトをご確認ください。

『ゲームプログラミングパターンでプログラミングをレベルアップ』 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式サイト

関連記事

Unity 6でのDirectX 12採用によるパフォーマンス改善について紹介する記事、Unity Technologiesが自社ブログで公開。Unity 6.1以降ではデフォルトでDirectX 12が使用される
2025.04.18
URPのシェーダーとVFXのテクニックを全12章にわたり解説する電子書籍、Unity 6版にアップデート。コンピュートシェーダーやノイズの章が追加
2025.04.16
ライブ配信アプリ「REALITY」ブラウザ版におけるUnityのWeb向けビルド技術、開発会社がブログ記事で解説。JavaScriptからUnityの実装を呼び出せるライブラリを独自開発
2025.04.14
UnityからUEへのプロジェクト移行方法、Epic Gamesが動画で解説。Unity/UEのビジュアルスクリプティング機能の比較や、C#のコードをC++に書き換える手法など
2025.04.14
Epic Games、「Gameplay Ability System」のチュートリアル記事を公開。『Fortnite』バトロワモードなどで導入されているアビリティ実装システム
2025.04.11
『[作って学ぶ]OSのしくみ』第1巻、技術評論社が4/28(月)に発売。ChromeOS開発者が自作OSの作成方法をレクチャー
2025.04.11

注目記事ランキング

2025.04.14 - 2025.04.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!