3DCGソフト「Metasequoia 4」のVRMファイルの入出力・モーフ・ボーンなどが無償で商用利用可能に。Ver4.9.0で「Standard」「EX」プランの価格見直し

2024.09.06
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この記事の3行まとめ

  • テトラフェイス、3DCGソフト「Metasequoia 4」のバージョン4.9.0をリリース
  • 従来の有料プラン「Standard」は無償に、「EX」は20,350円(税込)→12,100円(税込)に改定
  • これにより「Standard」プランのglTF・VRMファイルの入出力や、ボーン、モーフなどの機能も無償化

テトラフェイスは、3DCGソフト「Metasequoia 4」について、バージョン4.9.0のリリースを発表しました。

また、本リリースに伴い、従来の有料プランの1つ「Standard」に相当する機能が、無償で利用できるようになったとのことです。

「Metasequoia」は、1999年より販売されている3DCGソフト。同様のソフトウェアと比べて動作が非常に軽く、比較的低いスペックのPCでも利用できることを特徴としています。

本バージョンでは、UV操作時の「対称中心」メニューにおける「選択中心を使用」機能が動作しない不具合が修正されました。また、従来有料プランの1つだった「Standard」の機能が無償化されました。

これにより、glTF・VRMファイル等の入出力、ボーンやモーフ、Pythonスクリプトなどの機能が、商用・非商用を問わず誰でも無料で利用できるようになります

(画像はテトラフェイス公式サイトより引用)

「Standard」の無償化に伴い、もう一つの有料プランであった「EX」のライセンスも価格が改定。20,350円から、12,100円への値下げが行われています(価格はいずれも税込)。なお、ライセンスは買い切り形式です。

また、FBX・PLY形式などでのエクスポート、セカンドビュー機能など、「EX」との機能差は引き続き継続されるとのことです。

詳細は、ニュースリリースおよびエディション間比較をご確認ください。

Standard版販売終了とEX版価格改定について「Metasequoia 4」エディション間比較

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