この記事の3行まとめ
- 3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』がリリース
- 自由曲面を滑らかに表現するNURBSモデリングを採用
- 料金は買い切り型で「Studio」プランには購入から12か月間のメジャーアップデートを含むすべてのアップデートも含まれる
3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』がリリースされました。
Making a simple sci-fi box in plasticity
『Plasticity』は2022年にGitHubに早期ベータ版が公開されていました。操作は直感的に行うことができ、ショートカットキーは『Blender』と共通するものが多くあります。
『Plasticity』のもう一つの特徴はNURBSモデリングの採用です。NURBSはポリゴンによるモデリングではなく曲面でモデリングします。同じくNURBSを採用している3Dモデリングツール『Rhinoceros』は工業デザイン分野などで使われています。
曲面の表現がNURBSは得意(画像は公式サイトより引用)
ライセンスは買い切り型で「30-day free Trial」プラン・「Indie」プラン・「Studio」プランの3つが用意されています。「Studio」プランは10人より多い従業員がいる会社では必ず適用となり、以下のようなことが可能です。
- 最大4台までの同時使用可
- STEP・IGES・ACIS・OBJ・Parasolidのインポート・エクスポート、Rhinoのインポート
- 商用利用可
- バージョン1.Xのアップデート
- バージョン2.Xも含むすべてのアップデート12か月分
- 12か月間のベータプログラムへの参加
「Studio」プランは12か月のアップデート付き。永久ライセンスのため、12か月を過ぎた後もソフトの使用自体は可能(画像は公式サイトより引用)
詳細は公式サイトをご確認ください。
『Plasticity』公式サイト