新たな3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』リリース。自由曲面を滑らかに表現するNURBSモデリングを採用

新たな3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』リリース。自由曲面を滑らかに表現するNURBSモデリングを採用

2023.04.07
ニュースお役立ち情報ツール紹介3DCGモデリング
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』がリリース
  • 自由曲面を滑らかに表現するNURBSモデリングを採用
  • 料金は買い切り型で「Studio」プランには購入から12か月間のメジャーアップデートを含むすべてのアップデートも含まれる

3Dモデリング&CADプログラム『Plasticity』がリリースされました。

Making a simple sci-fi box in plasticity

Plasticity』は2022年にGitHubに早期ベータ版が公開されていました。操作は直感的に行うことができ、ショートカットキーは『Blenderと共通するものが多くあります。

「1」=点選択、「2」=線選択、「3」=面選択。「4」でオブジェクトの選択も可能

「R」で回転

『Plasticity』のもう一つの特徴はNURBSモデリングの採用です。NURBSはポリゴンによるモデリングではなく曲面でモデリングします。同じくNURBSを採用している3Dモデリングツール『Rhinoceros』は工業デザイン分野などで使われています。

曲面の表現がNURBSは得意(画像は公式サイトより引用)

ライセンスは買い切り型で「30-day free Trial」プラン・「Indie」プラン・「Studio」プランの3つが用意されています。「Studio」プランは10人より多い従業員がいる会社では必ず適用となり、以下のようなことが可能です。

  • 最大4台までの同時使用可
  • STEP・IGES・ACIS・OBJ・Parasolidのインポート・エクスポート、Rhinoのインポート
  • 商用利用可
  • バージョン1.Xのアップデート
  • バージョン2.Xも含むすべてのアップデート12か月分
  • 12か月間のベータプログラムへの参加

「Studio」プランは12か月のアップデート付き。永久ライセンスのため、12か月を過ぎた後もソフトの使用自体は可能(画像は公式サイトより引用)

詳細は公式サイトをご確認ください。

『Plasticity』公式サイト

関連記事

ソニー、mocopiからBlenderにリアルタイムでモーションデータを送れるプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリース
2025.04.18
リアルな風景の撮影を楽しめるUE5製シム『Lushfoil Photography Sim』、開発者のインタビュー記事がEpic Gamesのブログで公開
2025.04.14
「GeForce RTX™ 50」発表時に披露された技術デモ「Zorah」制作事例、NVIDIAの技術者がブログ記事で解説。Substance Painterによる高精細なテクスチャリングなど
2025.04.11
Godotを使ったBlender Studioによるゲーム制作プロジェクト『Project DogWalk』、レベル構築・アニメーション制作の解説記事が公式ブログで公開
2025.04.10
結局USDって何が便利なの?USDの基礎知識やHoudiniでの活用方法を「さつき先生」がYouTubeで解説
2025.04.09
3Dモデル生成AI技術2種類がオープンソース化。1枚の画像からモデルを出力できる「TripoSG」に、複雑な形状などの生成に適した「TripoSF」も
2025.04.09

注目記事ランキング

2025.04.13 - 2025.04.20
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

マージ(Merge)
マージ 何か複数のものをまとめて1つに融合・統合すること。ゲーム開発において、多くの場合、異なる作業者が同一のファイルを編集したのち、ひとつに統合する作業のこと。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!