この記事の3行まとめ
- Unity Technologiesが、「GDC 2024」での発表内容をまとめたブログ記事を公開
- セッション動画では、Unity 6に実装される機能などを解説
- 大規模マルチプレイヤー向けのデモプロジェクトや、「Unity ゲーミングレポート 2024」なども紹介している
Unity Technologiesは2024年3月21日(現地時間)、「GDC 2024: Trends, the Unity 6 roadmap, multiplayer, AI, and more」と題した記事をUnity Blog上に公開しました。
同記事では、ゲーム開発者向けカンファレンス「Game Developers Conference 2024(以降、Game Developers ConferenceはGDCと表記)」にて同社が行った発表内容をまとめています。
(画像はUnity Blogより引用)
GDC 2024で公開されたセッションでは、2024年リリース予定のUnity 6や、ゲーム制作を助ける同社のさまざまなサービスが紹介されました。動画で取り上げられたトピックの例として、以下のようなものが挙げられます。
- Unity 6のデフォルト機能となる「Scriptable Render Pipeline」
- UnityのAIを使ったツール群である「Unity Muse」
- Runtime AIの「Unity Sentis」を使ったジェスチャーによるゲームプレイ
- 「Unity Cloud」によるコンテンツの一元化
- マルチプレイの実装を助けるさまざまなツール
- ボイスチャット中の有害発言を制御する機能
- Unity 6でのブラウザゲームサポート
セッションの内容は、YouTubeアーカイブにて視聴可能です。
YouTube動画『Unity 6 and beyond: A roadmap of Unity Engine and services | GDC 2024』
「GDC」では、オンラインマルチプレイを想定したデモプロジェクト「Megacity Metro」の提供も開始しました。同プロジェクトでは128人以上のプレイヤーによるマルチプレイが可能で、Windows、Mac、Androidのクロスプラットフォームをサポートしています。
(画像はUnity Blogより引用)
ほかにも、早期アクセスが開始されているUnity Cloudに関する情報や、AIツール「Unity Muse」プレビューの開発状況、Unityで開発する約500万人のデータからゲーム業界のトレンドなどを分析した「Unity ゲーミングレポート 2024」などについても紹介しています。
詳細は、Unity Blogをご確認ください。
「GDC 2024: Trends, the Unity 6 roadmap, multiplayer, AI, and more」Unity Blog「GDC 2024」 Unity イベントページ