Unity Technologies、AIモデルをUnity上で実行できる「Unity Sentis」紹介記事をBlogで公開。手書き数字の認識AIを使った脱出ゲームなどのサンプルも

2023.12.15
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この記事の3行まとめ

  • Unity Technologies、オープンベータ中のAIツール「Unity Sentis」の紹介記事を公開
  • さまざまなAIモデルをUnity上で実行することができる
  • 用意されたサンプルプロジェクトでは、手書きの数字を検出するAIを使った脱出ゲームなどが体験可能

Unity Technologiesが「Unity Sentis」の紹介記事をUnity Blogで公開しています。

Unity Sentis」は、UnityにPyTorchKerasなどのAIモデルをインポートし、ゲームやアプリケーションでの使用を可能にします。

現在はオープンベータとして公開されており、UnityのPackage Managerからダウンロードが可能です。

画像は公式ブログより引用

Unity Blogの紹介記事では「Unity Sentis」を使うまでのステップやサンプルプロジェクト、AIモデルのカテゴリーごとの使用例を紹介しています。

サンプルプロジェクトには、手書きの数字を検出するAIモデルを用いた簡単な脱出ゲームや、AIと対戦するボードゲームのほか、深度推定ニューラルネットワークを用いたAR向けの開発サンプルが用意されています。

この他、「Unity Sentis」を使って、ゲーム内に存在する低解像度の画像やテクスチャをAIを用いて高解像度化したり、音声を認識するAIを使用して音声をゲーム内でテキストに変換することなども可能です。

YouTube動画『Unity Sentis project sample: Build an escape room with a digit detection AI model | Unity AI』。手書きの数字を検出するAIモデル「MNIST」を使った、簡単な脱出ゲーム

盤面に石を置くと、可能な手とその勝率を計算(画像はYouTube動画『Unity Sentis sample: Building an AI-powered board game opponent | Unity AI』より引用)

LIDARセンサーを搭載したスマートフォンのような測量も(画像はYouTube動画『Unity Sentis sample: Building AR with AI-powered depth estimation | Unity AI』より引用)

Unity Sentis」で使用できるAIモデルはopsetバージョンが7~15のONNXファイルです。TF2ONNXなどのONNXファイルコンバーターを使って変換したファイルも使用可能です。

ONNXファイル形式でAIモデルをインポートすることで、Unityがサポートするすべてのプラットフォームでクラウドサーバーなどを使うことなく、AIモデルを実行できます。

画像はUnity Discussionsより引用

詳しい情報は、Unity Blog製品紹介ページをご確認ください。

Unity Blog「Create next-gen features with AI models using Unity Sentis」Unity Sentis 日本語ページ

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