この記事の3行まとめ
- SideFXが3DCGツールの最新版「Houdini 22」をリリース
- 試験的機能だったGaussian Splatsが正式実装され、APEXやKineFXなどアニメーション機能も強化
- ゲームエンジン向けプラグインもUE 5.7 および UE 5.8、Unity 6.3 および Unity 6.5をサポート
2026年7月16日(現地時間)、SideFXはノードベースの統合型3DCG制作ツール「Houdini」の最新バージョン「Houdini 22」をリリースしました。
先行公開されたHoudini 22のアップデート内容紹介動画
今回のアップデートでは、従来機能の強化および刷新が実施されています。
Houdini 22では、試験的機能として提供されていたGaussian Splatsが正式機能として実装されました。従来よりもパフォーマンスが向上しており、実写ベースの3Dアセットを生成し、Houdiniノードを利用した変形や操作が可能になります。
また、画像処理フレームワークであるCopernicusも機能が拡充され、テクスチャ合成、Pyro GPU処理、地形ツールなどが追加されました。
その他、Qt QMLベースのUIへの刷新や、ビューポートのVulkanへの移行など、操作面についてもデザインやカスタマイズ性が向上しています。なお、本バージョン以降、旧版のUIは非推奨となります。
作成したモデルはHoudini内でリギングも可能(画像はHoudini公式YouTubeより引用)
キャラクターアニメーションの分野においては、リギング・アニメーション制作ツールである「KineFX」および「APEX」が強化されました。
キャラクターセットアップやリギング作業が改善され、アニメーション制作の効率が向上しています。
さらに、MCP機能の改善も実施され、他のツール群との連携がよりスムーズに行えるよう改善されました。
機能改善によりリターゲットなどアニメーション制作作業が効率化されている(画像は公式ドキュメントより引用)
また、ゲームエンジン向けプラグインについても、Unreal Engine 5.7 および 5.8、Unity 6.3 および 6.5 など、最新環境にサポートが追加されています。
Houdini 22のアップデート内容は、2026年6月に開催された公式イベント「Houdini HIVE」にて概要が先行公開されており、Houdini公式YouTubeチャンネルから、アーカイブが配信されています。
Houdini 22 Keynote
その他、Houdini 22に関する詳細は、Houdini公式サイト、Houdini公式ドキュメントをご確認ください。
Houdini公式サイトWhat’s new in Houdini 22 | Houdini公式ドキュメント