クリエイティブやUEFNには、敵や味方となる「NPCキャラクター」を任意の場所にスポーンさせる、移動経路を設定するなどの仕掛けが用意されています。
Part2では、オオカミやイノシシなどの野生動物や、AIの移動(パトロール)経路を制御する仕掛けを紹介します。
クリエイティブやUEFNには、敵や味方となる「NPCキャラクター」を任意の場所にスポーンさせる、移動経路を設定するなどの仕掛けが用意されています。
Part2では、オオカミやイノシシなどの野生動物や、AIの移動(パトロール)経路を制御する仕掛けを紹介します。
▼「UEFN」とは?フォートナイトと連携したゲーム開発ツールの概要を解説
『ガードスポナー』は、プレイヤーの味方となる「雇用」ができるNPCキャラクターをスポーンさせる仕掛けです。
雇用したガードはプレイヤーに追従し、自動的に敵を攻撃します。
スポーンさせるガードの種類を指定します。
同時にスポーンさせられるガードの人数を設定します。
「無限スポーンを許可」をオフにすると、累計でスポーンしたガードが「合計スポーン上限」に達した後はガードをスポーンできなくなります。
スポーンさせるガードのスポーン範囲を、仕掛けの中心からの距離で指定します。
「パトロールを有効化」をオンにすると、ガードがその場にとどまるのではなく、周囲を巡回するようになります。
「パトロール経路グループにスポーン」を0に設定した場合はランダムに、0以外に設定した場合は仕掛け『AIのパトロール経路節点』で作成したルートに沿って巡回します。
ランダムにパトロールする場合、スポナーからどれだけ離れた位置にパトロールできるかを指定します。
オンにすると、1体のガードが敵を発見した際、同じスポナーによってスポーンされたガード全員が敵を発見した状態に移行します。
オンにすると、ガードが撃破された時、所持している武器をアイテムとしてドロップします。
ガードが行う射撃の精度を指定します。
ガードに直接インタラクトし、「雇用」アクションができるかどうかを設定します。
1人のプレイヤーが同時に雇用できるガードの上限を設定します。
オンにすると、雇用したガードに対して移動や待機などの指示を出せるようになります。
移動指示の例
イベントを受信すると、ガードを1体スポーンします。
イベントを受信した時、この仕掛けがスポーンした生存中のガードをすべてデスポーンさせます。
「合計スポーン上限」を設定している場合、イベントを受信すると、累計のスポーン回数を0にリセットします。
イベントを送信したプレイヤーに対し、「雇用できるガードの最大数」の上限までランダムなガードを雇用させます。
プレイヤー全員に対し、雇用中のガードを全員解雇させます。
イベントを送信したプレイヤーが雇用しているガードを全員解雇します。
イベントを受信すると、インタラクトによってガードを雇用できるようになります。
イベントを受信すると、インタラクトによってガードを雇用できなくなります。
スポーンさせたガード全員が、イベントを送信したプレイヤーに対し攻撃を開始します。
新たなガードがスポーンした時、このイベントが送信されます。
警戒状態に移行した時、警戒の対象がプレイヤーだった場合にイベントを送信します。
警戒状態に移行した時、警戒の対象がNPCだった場合にイベントを送信します。
警戒状態に移行した時にイベントを送信します。
攻撃中のガードの視界から、攻撃対象が外れた時にイベントを送信します。
撃たれるなどしてガードが怪しむと、このイベントを送信します。
怪しんだ後や攻撃対象を見失った後に一定時間経ち、ガードがデフォルトの状態に戻ったときにこのイベントを送信します。
ガードが撃破された時にこのイベントを送信します。
ガードの攻撃によってプレイヤーを撃破した時にこのイベントを送信します。
ガードの攻撃によってNPCを撃破した時にこのイベントを送信します。
ガードの攻撃によってプレイヤーまたはNPCを撃破した時にこのイベントを送信します。
ガードがダメージを受けた時にこのイベントを送信します。
イベント「雇う」や直接のインタラクトにより、ガードがプレイヤーによって雇用された時にこのイベントを送信します。
雇用されていたガードが解雇された時にこのイベントを送信します。
『野生動物スポナー』は、オオカミやイノシシなどの野生動物をスポーンさせる仕掛けです。
特定の野生動物は、手なずけることでプレイヤーを騎乗させることが可能です。
スポーンさせる野生動物の種類を指定します。
野生動物の種類に応じて、見た目のバリエーションを選択します。
同時にスポーンできる野生動物の数を指定します。
「無限スポーンを許可」をオフにすると、累計でスポーンした野生動物が「合計スポーン上限」に達した後は野生動物をスポーンできなくなります。
手なずけた野生動物がプレイヤーから離れることのできる距離を指定します。野生動物が指定した距離を超えた時は、プレイヤーの近くへ駆け寄ります。
オンにすると、「スポーン回数」いっぱいまでスポーンしている場合でも、新たな野生生物をスポーンできるようになります。
スポーン上限を超えた場合、最も古い野生生物がデスポーンします。
野生動物がスポナーからどの程度離れた位置まで巡回できるかを指定します。
オンにすると、プレイヤーはスポーンした野生動物を手なずけることが可能になります。
オンにすると、プレイヤーはスポーンした野生動物に騎乗できるようになります。
騎乗中は野生動物のエネルギーを消費して高速移動が可能だ
イベントを受信すると、新たな野生動物をスポーンします。
イベントを受信すると、スポナーがスポーンさせた野生動物を、すべてデスポーンさせます。
イベントを受信すると、スポナーが破壊されます。破壊されたスポナーは、これ以上野生動物をスポーンすることはありません。
スポーンした野生動物を、イベントを送信したプレイヤーに手なずけられた状態にします。
この仕掛けがスポーンしたすべての野生動物の手なずけ状態を解除します。
この仕掛けがスポーンしたすべての野生動物のうち、イベントを送信したプレイヤーに対する手なずけ状態のみを解除します。
「合計スポーン上限」を設定している場合、イベントを受信すると、累計のスポーン回数を0にリセットします。
イベントを送信したプレイヤーが手なずけているすべての野生動物を撃破します。
イベントを送信したプレイヤーに一番近い野生動物に強制的に騎乗します。
本来騎乗できない距離であっても、このイベントであればプレイヤーを騎乗させることができる
イベントを受信すると、すべてのプレイヤーの騎乗状態を解除します。
イベントを送信したプレイヤーが騎乗していた場合、騎乗状態を解除します。
イベントを受信すると、すべての野生動物のエネルギーを、オプション「エネルギー回復量」に設定した値だけ回復します。
イベントを送信したプレイヤーが騎乗している野生動物のエネルギーを、オプション「エネルギー回復量」に設定した値だけ回復します。
すべての野生動物のエネルギーを、オプション「エネルギー消費量」に設定した値だけ消費させます。
イベントを送信したプレイヤーが騎乗している野生動物のエネルギーを、オプション「エネルギー消費量」に設定した値だけ消費させます。
この仕掛けによって新たな野生動物がスポーンした時にこのイベントを送信します。
スポーンした野生動物が撃破された時にこのイベントを送信します。
野生動物がプレイヤーによって手なずけられた時にこのイベントを送信します。
イベント「全ての手なずけを解除する」などにより、プレイヤーによる手なずけ状態が解除された時にこのイベントを送信します。
「強制スポーン」がオン、かつすでに「スポーン回数」いっぱいまで野生動物が存在している時に、新たな野生動物がスポーンするとこのイベントを送信します。
野生動物が、手なずけられているプレイヤーと中立状態にあるプレイヤーに撃破される、もしくは手なずけられていない状態の時にプレイヤーに撃破されるとこのイベントを送信します。
野生動物が、手なずけられているプレイヤーと敵対状態にあるプレイヤーに撃破されるとこのイベントを送信します。
野生動物が、天敵の野生動物に撃破されるとこのイベントを送信します。
野生動物が何らかのダメージを受けた時このイベントを送信します。
野生動物が食料アイテムを食べた時、このイベントを送信します。
プレイヤーが野生動物に騎乗を始めた時にこのイベントを送信します。
プレイヤーが野生動物からの騎乗をやめた時にこのイベントを送信します。
野生動物がプレイヤーなどを撃破した時にこのイベントを送信します。
『AIのパトロール経路節点』は、NPCの巡回経路を作成する仕掛けです。この仕掛けを使うことで、通常はランダムに移動するガードなどの移動経路を正確に指定できます。
移動経路のグループを設定します。複数の『AIのパトロール経路節点』が同じグループに設定されていると、各節点をつなぎ合わせた移動経路ができあがります。
経路の移動ルールを指定します。
往復:経路の終点に到達すると、始点に向かって経路を逆にたどる
ループ:経路の始点と終点が同一となり、ループする
終点で停止:経路の終点に到達すると、その場で止まる
イベントを送信したNPCの移動経路グループを、オプション「次のパトロール経路グループ」に設定した経路グループに変更します。
青色で示される経路グループから黄色で示される経路グループへと移動する様子
経路を移動中のNPCが、節点に到達した時にイベントを送信します。
次に到達すべき節点が、到達不可能な地点にあった場合にこのイベントを送信します。
到達不可能な接点がある場合、経路が赤く表示される
『AIナビゲーション変更の仕掛け』は、NPCの移動経路を制限する仕掛けです。
『AIのパトロール経路節点』とは異なり、詳細な移動経路ではなく、「移動できないエリア」や「あまり通ってほしくないエリア」を指定することでNPCの移動経路を作成します。
エリアが持つ、移動経路に対する影響力の強さを指定します。
ブロック:NPCが通れない
避ける:NPCがなるべく通らない
エリアの形状を「Box」と「シリンダー」から指定します。
『パーセプショントリガー』は、プレイヤーの接近や視線を検知する仕掛けです。
プレイヤーを検知するとイベントを送信し、一定距離離れるまでプレイヤーを監視し続けます。
パーセプショントリガー 公式ドキュメント
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