この記事の3行まとめ
- フォートナイトおよびUEFNがv25.00にアップデート
- 予告されていたディレクトイベントバインディングがすべての島で有効に
- UEFNでカスタムマテリアルを作成し、ランドスケープで使用できるように
2023年6月9日、Epic Gamesはフォートナイトをv25.00にアップデートしました。
クリエイティブで作成したすべての島でディレクトイベントバインディングが有効になり、「Unreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)」ではランドスケープに独自のマテリアルを使用できるようになりました。
また、UEFNで扱うスクリプト言語「Verse」の修正もあわせて行われています。
Uncover what's new in v25.00!
🔹 Grind rails
🔹 New Events for Prop-o-Matic Manager
🔹 New BR Items
Read more: https://t.co/fa9vMdzxpp
— Fortnite Creators (@FNCreate) June 9, 2023
Uncover what's new in v25.00!
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— Fortnite Creators (@FNCreate) June 9, 2023
クリエイティブにおける、v25.00の主な更新内容は以下の通りです。
ディレクトイベントバインディングの移行
以前から言及されていた、ディレクトイベントバインディングへの完全移行が実行されました。ディレクトイベントバインディングシステムがすべての島に適用され、従来のチャンネルコミュニケーションシステムは使用できなくなりました。
これにより、従来のチャンネルコミュニケーションシステムにあったチャンネル数の制限を意識する必要がなくなります。
従来のシステムでは、発生するイベントに対して正しくチャンネルを合わせる必要があった。しかしディレクトイベントバインディングでは、仕掛け同士で直接通信できる(画像は公式コミュニティより引用)
ウェルカムハブの変更
クリエイターがクリエイティブで自身の島へ移動する前に訪れる「ウェルカムハブ」が、新しいデフォルトハブに変更されました。
これにより、今までユーザーが使っていたハブは使用できなくなります。
以前のウェルカムハブ(画像は公式ブログより引用)
グラインドレールの追加
バトルロイヤル チャプター4で登場した「グラインドレール」を島に設置できるようになりました。
レールの経路を決めるスプラインは、UEFNでは直接編集でき、クリエイティブではスマホツールを使って編集できます。
(画像は公式コミュニティより引用)
UEFNで地形にマテリアルを追加
UEFNのランドスケープ機能において、地形にカスタムマテリアルを使用できるようになりました。
ランドスケープモードのペイントツールを使用して、オリジナルのマテリアルによる景観の地形を生成可能です。
(画像はクリエイターポータルのニュース記事より引用)
新しいゲームのチュートリアル: トライアド・インフィルトレーション
UEFNで使えるスクリプト言語Verseのドキュメントにて、新たなゲーム作成チュートリアルが公開されました。
このチュートリアルでは人数の異なる3チームで競う「トライアド・インフィルトレーション」という対戦ゲームを作れます。チュートリアルを通じ、Verseの「map」「配列」「for」「失敗」などの概念を学習可能です。
(画像はクリエイターポータルのニュース記事より引用)
また、Verseでの基本的な使い方を学ぶドキュメント「Verse でのコードの書き方の基本を学ぶ」が更新され、「失敗と制御フロー」の章が追加されました。
ドキュメントではVerseにおける独特な「失敗」の扱い方を解説しており、ロールバックを活用した安全なコードの書き方を学ぶことができます。
アップデートの詳細は、UEFN v25.00 リリースノート、またはクリエイターポータルのニュース記事をご確認ください。
フォートナイト エコシステム パッチノート - V25.00アップデート25.00 リリース ノート