この記事の3行まとめ
- PlayStation.Blogで『アンチャーテッド』シリーズのクライミングシステムへのこだわりを解説する記事が公開中
- クライミングするうえでの独自のシステムを組み込む
- クライミングウォールを作り、パルクールアスリートが登る様子をモーションキャプチャー
2022年10月24日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが運営するPlayStation.Blogにて、「PC版『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が発売中! クライミングシステムに込められた開発チームのこだわりを紹介します!」と題した記事が公開されました。
画像はPlayStation.Blogより引用
今回の記事では、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』が収録されたPC版『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が2022年10月20日にリリースされたことを機に、同シリーズの重要な要素である「クライミング」システムをどのように開発してきたのかを、Naughty Dogのメンバーが語っています。
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』では、開発初期にクライミングジムで何度かレッスンを受けた試みが、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』の新たなクライミングシステムを構築するうえで重要なポイントになったと話します。
クライミング体験時、足にかかる重さに気付いたことで、ゲーム内のアニメーションに反映した(動画はPlayStation.Blogより引用)
リードゲームデザイナーであるEmilia Schatz氏は、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』はクライミングゲームではないことを念頭に置いて、システムの余計な部分を取り除いたことで、自由度の高いクライミング操作を提供できたと語っています。
試行錯誤の過程で表示されていたスタミナバー(動画はPlayStation.Blogより引用)
『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』では、コントローラーの左アナログスティックを使ってネイトが手を伸ばす距離と角度を操作できます。この「リーチシステム」は、ネイトが手を伸ばす緻密でアナログな操作を体験できるようにしたい思いから生まれたと、アニメーションディレクターのJeremy Yates氏は言います。
ネイトが取りうる動きを実現するため、ホールドする箇所を起点に広がる“輪”を活用したシステムを組み込んでいる(画像はPlayStation.Blogより引用)
クライミングウォールを作り、パルクールアスリートであるJesse La Flair氏に、考え得る限りすべてのパターンを登ってもらいながらモーションキャプチャー。これにより、ネイトの動作をよりリアルにできたという(画像はPlayStation.Blogより引用)
また、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』では動作のフィードバックが重要だと証明できたとも話しています。開発で学んださまざまな教訓を経て『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』ではクライミングシステムが進歩し、後継作品の『アンチャーテッド 古代神の秘宝』でさらに要素が増えて本領発揮できたという。
記事の詳細は、「PC版『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が発売中! クライミングシステムに込められた開発チームのこだわりを紹介します!」をご確認ください。
PC版『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が発売中! クライミングシステムに込められた開発チームのこだわりを紹介します!