DMM発の新たなメタバースプロジェクト『Mid Mega City』が始動!開発環境はUnreal Engine 5

DMM発の新たなメタバースプロジェクト『Mid Mega City』が始動!開発環境はUnreal Engine 5

2022.09.09
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • DMM.comは、新たなメタバースプロジェクト「Mid Mega City」(呼称:ミッド・メガ・シティ:以下、「MMC」)を立ち上げ、開発を始動したことを発表
  • MMCはUnreal Engine 5で開発が行われ、プロジェクト始動に先駆けてCMも公開
  • DMM.com メタバース開発スタジオヘッド 本橋氏と、Epic Games Japan代表 河崎氏のコメントも発表

2022年9月9日(金)、DMM.comは、新たなメタバースプロジェクト「Mid Mega City」(呼称:ミッド・メガ・シティ:以下、「MMC」)を立ち上げ、Unreal Engine 5を活用した開発を始動したことを発表しました。

「MMC」は、DMMグループが企画、開発、運営を予定する完全新規のメタバースです。動画配信やゲーム、FXなどさまざまな事業体をもつDMMだからこそできる、世界中の皆様に愛され、親しまれる、無限の可能性を形にできるメタバースを目指すとのこと。開発にはUnreal Engine 5が使用されています。

プロジェクトの始動に伴い、「DMMメタバースはじめます。」と題した動画も公開されています。

この他にも、プロジェクト始動に先駆けてDMM.com メタバース開発スタジオヘッド 本橋 大佐氏と、Epic Games Japan代表 河﨑 高之氏のコメントも発表されました。

DMM.com メタバース「MMC」
開発スタジオヘッド兼プロデューサー 本橋 大佐 コメント

「そうそう、こういうのを待っていました!」という、人の持つ本能や嗜好に、素直に応えられるメタバースをつくりたいと思っております。表現力やインタラクションといった、ゲームが持つ豊かな体験を提供可能にするノウハウや技術を活かし、DMMグループが展開する色々な事業に掛け算することで、ありそうでなかった、世界で唯一無二のサービスに昇華させることができると考えております。

このプロジェクトはまだ始まったばかりです。開発も、事業も、運営も、まだ見ぬパートナーの皆様と、“本気でワクワクするメタバースの未来づくり”を合い言葉に、楽しみながらお話しできれば嬉しいです。

Epic Games Japan 代表 河﨑 高之 コメント

ゲーム制作を知り尽くした「本橋タイサ」と、圧倒的なコンテンツの多彩さを誇るDMM がタッグを組みました。楽しみしかありません。本橋さんはUE5の表現力や生産性をフルに使い切りたいとおっしゃっているので、「これ絶対凄いヤツ」になります。MMCで多くの皆さんとご一緒できる日を楽しみにしています!

詳細はプレスリリースをご確認ください。

DMMメタバースプロジェクト『Mid Mega City』Unreal Engine 5で開発を始動

 

以下、プレスリリースからの引用です。

 


 

DMMメタバースプロジェクト『Mid Mega City』Unreal Engine 5で開発を始動

~DMMが生み出す“もう一つの地球”と“遊び場”~

合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長 兼 CEO亀山敬司、https://dmm-corp.com/ 以下DMM)は、新たなメタバースプロジェクト「Mid Mega City」(呼称:ミッド・メガ・シティ:以下、「MMC」)を立ち上げ、Unreal Engine 5を活用し、開発を始動したことをお知らせいたします。

「MMC」は、DMMグループが企画、開発し、運営を予定する完全新規かつオリジナルのメタバースです。動画配信やゲーム、FXなど様々な事業体をもつDMMだからこそ可能な、世界中の皆様に愛され、親しまれる、無限の可能性を形にできるメタバースを目指します。以下の「DMMメタバースはじめます。CM」も合わせてご覧ください。

~DMM、メタバースはじめます。CM~
https://youtu.be/01jbgiPxwPg/

本プロジェクトは、スクウェア・エニックスやJP GAMESなどで、プロデューサーや事業統括を務め、家庭用ゲーム機、PC、モバイルなど、幅広いゲームプラットフォームで活躍してきた本橋 大佐 氏が開発スタジオヘッド兼プロデューサーに就任し、開発はUnreal Engine 5を採用します。開発スタジオでは、ゲーム業界の歴戦の仲間たちおよび新たな仲間たちと共にプロジェクトを推進しております。

以下、DMM.com メタバース開発スタジオヘッド本橋氏と、Unreal Engine 5のEpic Games Japan 代表 河崎氏のコメントです。

 

DMM.com メタバース「MMC」 開発スタジオヘッド兼プロデューサー
本橋 大佐 コメント
「そうそう、こういうのを待っていました!」という、人の持つ本能や嗜好に、素直に応えられるメタバースをつくりたいと思っております。表現力やインタラクションといった、ゲームが持つ豊かな体験を提供可能にするノウハウや技術を活かし、DMMグループが展開する色々な事業に掛け算することで、ありそうでなかった、世界で唯一無二のサービスに昇華させることができると考えております。

このプロジェクトはまだ始まったばかりです。開発も、事業も、運営も、まだ見ぬパートナーの皆様と、
“本気でワクワクするメタバースの未来づくり”を合い言葉に、楽しみながらお話しできれば嬉しいです。

Epic Games Japan 代表 河﨑 高之 コメント
ゲーム制作を知り尽くした「本橋タイサ」と、圧倒的なコンテンツの多彩さを誇るDMM がタッグを組みました。楽しみしかありません。本橋さんはUE5の表現力や生産性をフルに使い切りたいとおっしゃっているので、「これ絶対凄いヤツ」になります。MMCで多くの皆さんとご一緒できる日を楽しみにしています!

 

なお、「MMC」ではメタバース内にて創出される経済圏とDMMの展開する幅広い事業との連携はもちろんのこと、外部コンテンツホルダー、テクノロジーカンパニーとの事業連携も見込んでおります。ご興味のある開発者の方、企業様は下記E-MAILアドレスまでご連絡ください。

・「Mid Mega City(MMC)」の開発や事業のご相談に関するお問い合わせ:
E-MAIL:info-meta@dmm.com

合同会社 DMM.com について

会員数3,914万人(※)を誇る総合サービスサイト「DMM.com」を運営。1998年の創業からこれまで、動画配信、FX、英会話、ゲーム、3Dプリントなど60以上のサービスを展開。沖縄での水族館事業参入、ベルギーでのサッカークラブ経営など、様々な事業を手掛けてまいりました。また2018年より若手起業家の支援を強化、「DMM VENTURES」による出資や、M&Aなどを積極的に展開しています。今後も、コーポレートメッセージ「誰もが見たくなる未来。」とともに、変化と進化を繰り返しながら、新たな事業に挑戦してまいります。
※2022年2月時点

企業サイト:https://dmm-corp.com/
プレスキット:https://dmm-corp.com/presskit/

関連記事

「GDC 2025」主要トピックを解説したレポート「2025 GDC Trends Report」が無料公開。AI技術の発展、セルフパブリッシングや資金繰りなど6つのテーマで語る
2025.06.20
SideFX、Copernicusを使ってHoudiniでプロシージャルにトーンのそろったアセットを作成する学習用技術デモ「Project Skylark」を公開。UE5用プロジェクトもダウンロードできる
2025.06.20
Epic Games、UEでゲームのアクセシビリティを向上させる実装事例を解説。「GDC 2025」などの講演内容を紹介する記事がEpic Developer Communityで公開
2025.06.20
ゲームエンジン「Godot 4.5」ベータ版がリリース。関節に連動した動きが作りやすくなるBoneConstraint3Dや、マテリアルで描画領域を変更できるステンシルバッファを実装
2025.06.20
写真撮影により被写体を3Dモデル化できる無料アプリ「RealityScan」、2.0にアップデート。スキャン不要な物をAIが自動マスクする機能や、データ不足箇所を明示する機能が実装
2025.06.20
プログラミング不要のRPG制作ツール「RPG Developer Bakin」、8/28(木)に正式リリース。期間限定の割引セールが6/27(金)まで実施中
2025.06.19

注目記事ランキング

2025.06.14 - 2025.06.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!