ゲーム音声のデバッグに役立つ「CRI Atom Profiler」、バージョン3.0.0にアップデート。再生ログをもとに音声をリプレイする機能が追加

ゲーム音声のデバッグに役立つ「CRI Atom Profiler」、バージョン3.0.0にアップデート。再生ログをもとに音声をリプレイする機能が追加

2025.04.16
ツール・開発環境ニュースサウンド
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • CRI・ミドルウェア、「CRI Atom Profiler」をバージョン3.0.0にアップデート
  • 「CRI Atom Profiler」は、ランタイムで再生されたゲーム音声のログを収集・可視化できるアプリ
  • アップデートにより、取得したログからADX上で再生されたサウンドを再現できる「ログリプレイ機能」が実装

CRI・ミドルウェアは2025年4月15日(火)、「CRI Atom Profiler」の最新バージョン「3.0.0」のアップデート内容を紹介する記事を公開しました。

CRI Atom Profiler」は、ランタイムで再生された音声ファイル情報をログとして収集・可視化することで、ゲームサウンドのデバッグに活用できるアプリケーションです。

同アプリは従来、統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」(以下、ADX)のSDK「ADX SDK」内のオーサリングツール「CRI Atom Craft」に組み込まれていましたが、2024年12月に単体のアプリとして独立しています。

関連記事
サウンドミドルウェア「ADX LE Unity SDK」「ADX SDK」の最新機能を解説。CRI・ミドルウェアが記事を公開
2024.12.12

バージョン3.0.0では、取得したログをもとにADX上で再生されたサウンドをリプレイできる「ログリプレイ機能」が追加。ゲーム中にADX上で行われた音声の再生/停止やプロパティの変更などを再現することで、サウンドにおける不具合の原因特定に役立てられます。

また、ログの記録に使用したキューシートとは異なるキューシートを指定することも可能。同じキュー名/キューIDをもつ別のキューシートを適用することで、音を差し替えて聞こえ方を検証できます。

「CRI Atom Profiler」における「ログリプレイ機能」イメージ(画像はCRIWARE Portalより引用)

「ログリプレイ機能」実装にあたり、ログの読み込みや新規取得、リプレイの開始といった操作をボタンで実行できるトランスポートバーが追加されています。

そのほかの機能詳細に関してはCRIWARE Portal公式マニュアルをご確認ください。

「【CRI ADX 最新機能紹介!】 プロファイラーで音をリプレイしよう【Profiler Ver.3】」CRIWARE Portal「プロファイラーログリプレイ機能」CRI・ミドルウェア公式マニュアル

関連記事

ゲームサウンド制作向けDAW「REAPER」を活用したワークフロー改善事例を紹介。IGDA主催ウェビナーの資料・動画が公開
2026.06.07
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/5/23】
2026.05.23
業界標準のオーディオ修復ソフトウェア「iZotope RX 12」リリース。セリフ、BGM、SEを自動分離するScene Rebalanceなどを新搭載
2026.04.30
ゲーム音楽の没入効果を心理学的見地で洞察した研究や、ゲーム音楽研究史の変遷・成り立ちなど。「ゲームオーディオ研究」シンポジウムの報告書が公開
2026.04.29
サウンドファイルの音量を一括調整できる無償ツール「Volt 2」、ベータ版がリリース。クリップ・歪みなどの自動検出も可能
2026.04.01
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/3/21】
2026.03.21

注目記事ランキング

2026.06.15 - 2026.06.22
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

被写界深度(DOF)
ヒシャカイシンド
  1. Depth of Field(DOF)とも呼ばれる。カメラの焦点(ピント)があっているように見える範囲のこと。
  2. 3DCGにおいて、1をシミュレーションするエフェクト。注目させたい部分に焦点を合わせ、それ以外の部分をぼかすことができる。ゲームの開発現場においては、ボケ自体のことを示すことが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!