「UNREAL FEST 2024 TOKYO」最速フォトレポート。約2,000人のUE5ユーザーが集ったリアル会場の雰囲気を写真でお届け

2024.11.02
注目記事イベントレポートUNREAL FEST 2024アンリアルエンジン
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2024年11月2日(土)、ベルサール高田馬場にて「UNREAL FEST 2024 TOKYO」が開催されました。同イベントはエピック ゲームズ ジャパンが主催する無料の公式大型イベントで、ゲーム開発や産業分野でのアンリアルエンジンに関連する講演が行われたほか、数多くのブース展示が行われています。

この記事では、会場の様子や雰囲気をフォトレポート形式でご紹介します。

TEXT / 神山 大輝

目次

1Fエントランスにはフォトスポットが新登場

会場は高田馬場駅 戸山口徒歩4分の位置にある「ベルサール高田馬場」。朝9時の開場時点では小雨が降っていたものの、講演を最初から観たいという方も多い様子で、エントランス付近は早朝から多くの人で賑わっていました。

エントランス正面に設置されたフォトスポット

エントランスを入って右手側には、株式会社ヒストリアが主催する学習向けコンテスト「UE5ぷちコン」受賞作品の試遊コーナーが並んでいます。展示は全9作品で、それぞれゲーム説明のポップが掲示されています。

「ぷちコン」ブース

受付奥側には、お馴染みとなったボーンデジタル社による書籍販売ブースも。カンファレンスでの書籍販売といえば真っ先にCEDEC書房が思い浮かびますが、今回は手前の空間が比較的広く、本を手に取りやすい環境になっていました。

ゲームメーカーズ編集部が執筆した書籍「休日ゲーム開発部 土日で始めるゲームづくり for UE5」も販売されていた。17時頃に完売したとのこと(ありがとうございます!)

エスカレーターを降りてB2Fへ。講演ホールと展示ブースをチェック

エントランスから左手エスカレーターを降りると講演ホールへ。全12講演が2トラック制で行われています。

エピック ゲームズ ジャパン 河崎高之氏によるオープニングセッション

第一講演「『野狗子: Slitterhead』の開発事例」

第二講演「テクニカルアーティスト向け Unreal Python スタートガイド」

全21ブースを写真で紹介

展示ブースは横一列にずらりと並んでおり、これまでの開催規模と比較しても非常に充実していた印象です。参加者が多いこともあり、いずれのブースも常に人だかりができている状況で、写真撮影をするだけでも一苦労。講演の合間だけでなく、どの時間帯も大いに盛り上がっていました。

ここからは全21ブースの展示内容を写真でお届けしていきます。

Havok社。動画によるアニメーション系デモ展示が行われていた

Cyber AI Productions(CAI)社。自社スタジオを有するバーチャルプロダクション事例の紹介

ソノロジックデザイン社。サウンド事例紹介やフェイシャルキャプチャシステム展示

Diarkis社。N対N双方向リアルタイム通信基盤「Diarkis」のデモ展示

CRI・ミドルウェア社。CRI LipSyncとシーケンサートラックを連携した展示など

Wovn Technologies社。ローカライズやLQAを効率化するWOVN.gamesの紹介(参考記事

ニダンジャンプ社。ゲーム業界に特化した転職・仕事探しサイトを運営

Incredibuild社。ゲームのビルドを高速化するIncredibuildのデモ展示

CESIUM。3D地理空間を可視化するオープンソースプラットフォームで、講演も行われた

サードウェーブ社(GALLEIA)。クリエイター向けのPC展示

Live2D社。2Dイラストに立体的なアニメーションを加える「Live2D」展示

ミライセンス社。ハプティクスデザインに向けた「AMPTIX」展示

Alche社。事例紹介ムービーや「マツケンサンバⅡ」など試遊も可能

ヤマハ社。ヘッドホンで視聴可能な「Sound xR」の展示が2作品用意されていた

ツクモ社。NVIDIA GeForce RTX 4090とIntel Core Ultra搭載マシンの展示

SONY社。オブジェクトベース立体音響技術「360 Reality Audio」試遊(視聴)デモ展示

スパイス社。3Dフェイシャルスキャンのデモが可能で、多くの方が撮影していた

Barco社。同社のプロジェクターと3Dメガネ型デバイスを用いたVRデモを体験

クアルコム社。Snapdragon X Eliteに関連する映像展示のみ

パナソニック社。MeganeXによるカーコンフィギュレーターと建築系デモ展示

NTTドコモ社。同社が展開するメタコミュニケーションサービス「MetaMe」デモ展示

エピック ゲームズ ジャパン社による「なんでも相談所」も大盛況

出展ブース以外に、オフィシャルでは「EcoSystemラウンジ」「RealityScan 体験ルーム」が用意されていました。EcoSystemラウンジは無料でコーヒーとお水が頂ける休憩スポット。RealityScan 体験ルームは名前の通り、スマートフォンやタブレットを用いて3Dモデル制作が可能な同ツールの体験が可能なブースです。

多くの参加者にカメラを向けられていたラマ

あいにくの天気ながら数多くの熱心な参加者が訪れた「UNREAL FEST 2024 TOKYO」。エンディングでは2025年度の開催も予告されました。

ゲームメーカーズでは今後も本イベントの講演レポートを掲載予定ですので、どうぞ楽しみにお待ちください!

UNREAL FEST 2024 TOKYO 公式サイトUNREAL FEST 2023 講演記事アーカイブ
神山 大輝

ゲームメーカーズ編集長およびNINE GATES STUDIO代表。ライター/編集者として数多くのWEBメディアに携わり、インタビュー作品メイキング解説、その他技術的な記事を手掛けてきた。ゲーム業界ではコンポーザー/サウンドデザイナーとしても活動中。

ドラクエFFテイルズはもちろん、黄金の太陽やヴァルキリープロファイルなど往年のJ-RPG文化と、その文脈を受け継ぐ作品が好き。

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