この記事の3行まとめ
2024年10月30日(現地時間)、Autodeskは、子会社のWonder Dynamicsが提供するAIツール「Wonder Studio」に、実写の映像から3DCGのシーン(※)を生成する新機能「Wonder Animation」がベータ版として搭載されたことを発表しました。
※ 3DCGにおける空間を表現するデータ。3Dモデルやライト、カメラの位置情報・アニメーションなどによって構成される
⚡Say hello to Wonder Animation⚡ – Kickstart your animated project with groundbreaking Video to 3D Scene technology.
Convert live footage into 3D scenes with all camera setups, character body and face animation, and fully editable elements in one 3D space. Discover your next… pic.twitter.com/CgjxpWUF0a
— Wonder Dynamics (@WonderDynamics) October 30, 2024
⚡Say hello to Wonder Animation⚡ – Kickstart your animated project with groundbreaking Video to 3D Scene technology.
Convert live footage into 3D scenes with all camera setups, character body and face animation, and fully editable elements in one 3D space. Discover your next… pic.twitter.com/CgjxpWUF0a
— Wonder Dynamics (@WonderDynamics) October 30, 2024
Wonder Studioは、撮影した実写の映像から、人物を指定した3DCGキャラクターに置き換えるWebベースのAIツールです。
このたび導入されたWonder Animationは、実写映像内の背景やキャラクターを指定した3Dモデルに置き換え、3DCGのシーンとして出力します。同機能により、人物だけでなく背景も含めて実写映像から3DCGへ置換できるようになりました。
Wonder Animationは、複数のショットで構成された映像にも対応しています。生成されるシーケンス(アニメーション)において、ショット間でキャラクターやカメラの位置が連続性を保つように補正されます。
生成されたシーンは、MayaやBlender、アンリアルエンジン用のフォーマットへエクスポートが可能です。
Wonder Animationを利用するには、Wonder Studioの有料プランへの加入が必要です。
詳しい利用方法については、公式ドキュメント(閲覧にはログインが必要)をご確認ください。
Wonder Animationについての詳細は、公式サイトおよび公式ニュース記事、リリースノートをご覧ください。
公式ニュース記事Wonder Dynamics公式サイト