収益10万ドル未満のプロジェクトなら無料で利用可能。テクスチャ&マテリアル制作ツール『InstaMAT』、1/24にリリース

収益10万ドル未満のプロジェクトなら無料で利用可能。テクスチャ&マテリアル制作ツール『InstaMAT』、1/24にリリース

2024.01.16
ニュース3DCG
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • プロシージャルなテクスチャ&マテリアル制作ツール『InstaMAT』1月24日にリリース
  • ノードベースのマテリアル作成やレイヤーベースのテクスチャペイント機能を搭載している
  • 収益が年間10万ドル未満のプロジェクトは使用料が無料

Abstractは、プロシージャルに3Dコンテンツを作成するツール『InstaMAT』を1月24日(現地時間)にリリースすることを発表しました。

利用料金は、年間収益が10万ドル未満のプロジェクトは無料。それ以上の収益を得る個人や企業に向けて有料のプランが用意されています。

InstaMATに搭載されている機能「Element Graph」を使うと、ノードベースでコンテンツの作成が可能です。Element Graphでは、3Dアセットや画像の作成から計算、文字列の操作まで柔軟に実行できるとのこと。

(動画は公式サイトより引用)

また、レイヤーベースのテクスチャマッピングもサポートしています。ビューポート上で直接ペイントできるのに加え、レイヤー情報をほかのモデルに適用することも可能です。

(動画は公式サイトより引用)

さらに、静止画像や写真からPBRマテリアルを作成できるほか、UDIMテクスチャ(※)をサポートしており、各タイルごとの編集も可能です。
※ 複数のテクスチャを単一のオブジェクトにマッピングできるファイルフォーマット

(動画は公式サイトより引用)

(動画は公式サイトより引用)

InstaMATは、Maya3ds MaxBlenderUnityUnreal Engineなどのソフトウェアへの統合が可能です。

対応OSは、WindowsおよびmacOS。Linuxへのサポートは2024年中の予定です。

以上のほかにも、InstaMATの機能が公式サイトにて紹介されています。公式サイトはこちらをご確認ください。

InstaMAT 公式サイト

関連記事

ブラウザで動作するオープンソースのゲームエンジン「PlayCanvas Engine」、バージョン2.8.0でWebGPUサポートが大幅に強化
2025.06.30
DreamWorks Animationが提供する「MoonRay」が2.15.0.1にアップデートし、NUMAアーキテクチャマシンをサポート
2025.06.30
『GUILTY GEAR Xrd』でスキニングを学ぶ動画のPart3公開。「リギング」の基礎を解説
2025.06.26
Poliigon、3Dアセット管理ツール「Polydex」ベータ版を無料でリリース。PC・クラウドに保存した素材を直接DCCツールにインポート可能
2025.06.25
UE&クロスシミュレーションツール「Havok Cloth」の連携方法を解説。COYOTE 3DCG STUDIOの技術ブログで連載記事が公開
2025.06.24
3Dモデルの関節を綺麗に曲げる2つのモデリング技法とは。『GUILTY GEAR Xrd』シリーズ開発者による解説動画、アークシステムワークスが公開
2025.06.24

注目記事ランキング

2025.06.24 - 2025.07.01
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
ヘッドマウントディスプレイ Head Mounted Displayの略称。頭部に装着するディスプレイ装置の総称で、ゴーグルやメガネを模した形状が多い。Meta QuestやHTC Vive、PlayStaion VRなどの没入型と、HoloLensやMagic Leapなどのシースルー型に大別される。左右の目に対してわずかに異なる映像を描画することで、視差効果を利用した立体的な表現を可能にする。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!